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ペルーの言葉 calurosa(カルロサ)=暑い  英:hot

  • 執筆者の写真: Kaz Suzurida
    Kaz Suzurida
  • 2013年2月9日
  • 読了時間: 2分

2013年2月9日

昨日からカトリックのお祭り、Carnaval(謝肉祭=カーニバル)が始まりましたが、ここペルーではリオデジャネイロなどで有名な大きな行事は見当たらず、平穏な週末となっています。

平穏とは言いながらも、気温は高く、昨晩は今夏最高の摂氏24.1度を記録し、非常に蒸し暑い一夜となりました。

El Comercio電子版「Lima registró hoy la madrugada más calurosa del verano(昨夜のリマは今夏最高の暑さを記録)」


明けた今日もリマ市内は快晴で、気温は30度を超えるところも出ているようです。

日本の夏と比べれば、遥かに凌ぎ易く、一晩中冷房を掛ける必要も無く、ただ窓を開け放して風を通したり、扇風機を回すことで我慢できるレベルですし、窓を開放しても、雨の少ない土地柄、蚊の攻撃は日本やベネズエラ程ではない、という感覚ですが、それでも寝巻きは汗で濡れ、夜中に目が覚めるので睡眠が十分でないように感じられる点では、日本の夏と共通する感覚があります。


昨日は小生の53回目の誕生日で、出向先の職場の皆さんが大きなケーキをプレゼントしてくれました。このケーキに砂糖菓子で書かれたメッセージは「Feliz Dia, Kaz」(良い日を)というモノで、このメッセージ、Feliz Cumpreanos(誕生日おめでとう)と言うベネズエラで見慣れた言葉とは少し違いました。次から次に、お祝いに来てくれる仲間のせりふも皆、「Feliz Dia」か「Que tenga buen dia」(良い一日を)というモノで、使いまわしや表現方法の違いを感じた一日でした。


中国では春節ということで、ペルーの新聞でも中国正月特集が土曜版付録のカラー雑誌に紹介されていました。南米と中国のつながりは、益々強くなっていることを今週も感じた次第です。


一方、南米で最も中国と強く結びついているベネズエラですが、昨日唐突に為替の切り下げ(Devaluacion)が発表され、公定レートがこれまでのBsF.4.30/US$からBsF.6.30/US$になりました。(約46%の切り下げ)ベネズエラでは食料だけでなく医薬品の輸入が止まり、日常生活が益々困難になっているとペルーでも報じられています。


反面、ペルーの通貨ヌエボソル(新太陽の意味)は、初めてベネズエラから訪問した2009年12月にはS/.3.0/US$程度でしたが、現在はS/.2.55/US$と二割近いソル高となっていて、一部の経済通の予測では今年末までにS/.2.40/US$となるのは確実等と言われており、強い通貨を背景にした豊富な物資の輸入が続き、豊かな経済が国民を「自分たちは最早”貧困層”ではない」と思わしめており、またこうした経済的優位性と抑制の無い情報交換が、一部では社会不安を煽っているものの、ベネズエラのような情報統制や社会主義といった風潮にはNoという姿勢を示す原動力にもなっています。

 
 
 

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