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ベネズエラの言葉 Paraguas(パラグア)=傘(雨傘)

  • 執筆者の写真: Kaz Suzurida
    Kaz Suzurida
  • 2008年10月7日
  • 読了時間: 1分

2008年10月7日

本来ならば5月下旬から9月上旬位までが雨季である筈のベネズエラで、雨(Lluvia:ジュビア)が止みません。

ここのところ毎日のように大雨が降り、しかもスコール(Squall:英語)やシャワー(Shower:英語)という短期決戦型の雨でなく、1時間程度しっかり降って、止んだと思うとまた降りだすという、日本の梅雨に似た降り方で、傘(Paraguas)の準備が必要なケースも多々出てきています。明らかに地球温暖化の影響と、地元の皆も不気味がっていますし、勾配の多いカラカスの街や、排水の悪い地方都市の多くで冠水被害が続出しています。

Paraguasというのは、分解すると「Para(~の為に)」と「Agua(水)」の合成語であり、従って雨傘専用の表現となります。

一方、日傘は日本でもお馴染みのParasol(パラソル)=「Para」+「Sol(日光)」の他に、Sombrilla(ソンブリージャ)等と言って明らかに異なる単語となります。

日本の傘は当地では知られざる人気おみやげ物で、「軽く・直ぐ乾き・小さく折りたためる」のみならず、単価が安いのに当地では高級品と思って貰えるので、チョッと気の利いたプレゼントには打って付けの一品です。

因みにParaguasと最後にsが付きますが、カリブ沿岸スペイン語の特徴としてsの音は殆ど発音しません。従って振り仮名はパラグアとしてありますが、隣国コロンビアや正統派スペイン語の世界では「パラグアス」と言ったほうが良いかも知れません。

 
 
 

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