ベネズエラの言葉 Feliz!(フェリス)=幸福な、適切な frlicidad(フェリシダ)=幸福、幸運
- Kaz Suzurida

- 2009年12月23日
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2009年12月23日
いよいよ2009年も年の瀬を迎え、カラカスの街も先週までの喧騒から徐々に休暇モードに入って来ました。今年の年末は「La Navidad se asoma tímidamente en las calles」(通りのクリスマスは”しみったれ”」等と政府系新聞でも酷評されるように、大統領の「電気使うな!」論調に合わせてクリスマスイルミネーションばかりか街灯の点灯も控えられ、暗い雰囲気を漂わせています。
📷📷年末に設置されるキリスト生誕人形も今年は電飾無し
一方で大統領はとことん健在で、昨日も“Arepera Socialista”(社会主義のアレパ、アレパはベネズエラのローカルフード、トウモロコシ粉で作ったハンバーガー風簡易食品)を開発した商業省を称え、1個5ボリーバル(固定レートで約210円、平行レートで約80円、通常の販売価格は20ボリ前後)の新製品発表会を開催し、社会主義が如何に庶民の味方になっているか、自慢し新聞やテレビで発表していますが、これはもうお笑いの域に達した政策としか言い様がありません。(一見、日本の百円MACと同じレベルですが、コスト高のベネズエラでは相当無理のある価格設定です。)
📷新製品「社会主義アレパ」の注文をするチャベス大統領
ともかく今年1年も色々なお笑い政策に翻弄され続けた訳ですが、来年こそは本当に良い意味で笑うことが出来るようになって欲しいと心底願います。
今日の言葉FelizやFelicidadは一般に「おめでとう」の意味で使われ、年末のこの時期はFeliz Navidad(クリスマスおめでとう)、更にはFeliz Fin de Ano(年末おめでとう)やFeliz Ano Nuevo(新年おめでとう)をまとめて言うのが一般的挨拶です。
では皆さんも良い年末・年始を過ごされますよう。Felicidades!!!

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