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ベネズエラの言葉 despropósito(デスプロポシト)=的外れ、見当違い、場違い

  • 執筆者の写真: Kaz Suzurida
    Kaz Suzurida
  • 2009年8月20日
  • 読了時間: 2分

2009年8月20日

今日の新聞El Universalの見出しの一つが「Provea: Es un despropósito insinuar que hubo provocación en agresión a periodistas」(ジャーナリストへの攻撃は彼らからの挑発に基づくものであるとの解釈は的外れであり、証明できない)というもの。

今月に入って最もホットな話題となっている新教育法の制定を巡り、新法を強制しようとする政府側と、これを受け入れられないとする教育者を中心とした反対派との間で大きな論争が繰り広げられており、先週木曜日12人のジャーナリストが新法反対のビラ配りをしていたところ、大統領派に襲撃されて大怪我を負わされた事件が毎日話題になっており、今日の見出し記事は「ジャーナリストの挑発が大統領支持派の暴力を招いた」として、攻撃側を擁護したチャベス大統領を非難する内容のものですが、こうした報道がまた、大統領派によるジャーナリズム攻撃への引き金になるのではないか、と読者はハラハラしています。

5月に発表されたテレビ局Globovisionの閉鎖問題を皮切りに、「言論の自由の剥奪」が問題になっている一方、先週はチャベス大統領が「ゴルフはブルジョアのスポーツであり、ゴルフ場を住宅地に切り替える為に没収する」と発言し、多くの海外メディアから攻撃を受けています。

2016年のオリンピックの正式競技にゴルフが採用された直後の発言としては、甚だdespropósitoな発言ですが、大衆受けを狙っているという点では、某国首相の日の丸発言と似たようなものであると言えるかも知れません。

 
 
 

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