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ブラジルの言葉 motorista(モトリスタ)=自動車運転者  英:driver  西:conductor

  • 執筆者の写真: Kaz Suzurida
    Kaz Suzurida
  • 2014年5月24日
  • 読了時間: 2分

2014年5月24日

今週日曜日に漸くリマを離れ、新任地サンパウロに着任しました。

午後三時過ぎに定刻通りに着陸したものの、空港から市内に向かう途中、激しい雷雨と共に大粒の雹(Granizo)が降ってきて大いに驚きました。

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車の屋根やフロントガラスにゴンゴンぶつかる大粒の雹は、たちまち道路を渋滞させ、本来なら空いていてスムーズに到着すると思われたホテルまでの所要時間は約二時間。翌日の新聞を見ると、雹が降ることは珍しくはないものの、この時期には稀な現象で、しかもあれほど大粒のものは珍しく、異常気象の象徴的現象と書かれていました。

空港周辺での降水は雹と雨の混ざったものでしたが、地域によっては雪のように積もったところもあり、この除雪(除雹?)作業は翌月曜日まで続いたようです。

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今週サンパウロで起きた大きな事件(?)はバス運転手のスト(Greve de motoristas)による交通の大渋滞です。

火曜日と水曜日の二日間にわたって殆どの路線バスが運転手によるストで運行を中止、25万人以上が離京を受けたと報じられ、特にW杯反対デモ行進と重なった火曜日は交通も大渋滞し、水曜を臨時休業にした会社も出た模様です。


このニュースを見て早速スペイン語との違いを感じさせられたのが今日の言葉、Motoristaです。

スペイン語にも同じ単語が存在しますが、オートバイに乗る人を意味します。


実は26年前の最初のベネズエラ駐在で、初めて覚えた単語の一つがこのMotoristaで、会社の書類を送り届けるメッセンジャーの事を指して言う表現でした。(Motorizadoとも言います。)


ベネズエラではその後強烈な勢いでオートバイが増え、このオートバイ乗り達が渋滞の中拳銃で乗用車の運転手を脅してカネを巻き上げたり、今は反政府デモの場に乗り込んで乱暴狼藉を働くと報じられていますが、ブラジルでもMotoristaが社会混乱を引き起こしたという点で、奇妙な親近感を抱いてしまいました。


昨日も今日も外は雨。しかも、朝から晩まで厚い雲に覆われてシトシト降る雨で、殆ど降雨のないリマから移ってきた身には新鮮ながら、これまで二年間全く使わなかった傘を引っ張り出して近所の探索に出掛けます。

 
 
 

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