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パラグアイの言葉 tolerancia(トレランシア)=寛容・忍耐 英:tolerance 葡:tolerancia

  • 執筆者の写真: Kaz Suzurida
    Kaz Suzurida
  • 2018年2月24日
  • 読了時間: 2分

2018年2月24日

先月は中小の運送業者によるストライキがありましたが、今週はタクシー業界がウーバー導入に反対してストを打つという予定が組まれていました。

これに備えて新学期が始まった公立の学校では、休校措置も検討されたものの、ストの影響で遅刻しても寛容に処置をするように、との通達が出され、結果としてストそのものも回避されました。

パラグアイの良い部分は沢山ありますが、この寛容さは大きな魅力の一つ。


大使館の次席である公使参事官が帰任されるので、各種団体が送別会を開催しましたが、送別会が多すぎてもご本人のご負担が増すばかり、ということで複数の団体が共同で開いた送別会に出席しました。

そもそも、パラグアイへの日本人移民歴は82年目ですが、他の南米諸国の歴史と比べても、日本人の受け入れに寛容であったように思われ、今日でも人種差別のような言動を受けることはほぼありません。

また、古くから居る方々が新しく入ってきた人に寛容なのもこの社会の魅力の一つ。他の南米の大国では、時々感じる差別意識が本当に少ないのがパラグアイの魅力です。

一方で、寛容さがルーズさに結び付くこともありがちで、早く仕事を進めるためにお金を要求される場面もあるようで、先週発表された汚職ランキングでは、メキシコやドミニカ・ホンジュラスと並んで135位という不名誉な順位を付けられました。ブラジルとペルーが96位、相当反省の必要はあります。

汚職追放に関しては、寛容さを見せない毅然とした態度も必要ですね。

 
 
 

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