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パラグアイの言葉 despacito(デスパシート)=ゆっくり 英:slowly 葡:lentamente

  • 執筆者の写真: Kaz Suzurida
    Kaz Suzurida
  • 2017年8月5日
  • 読了時間: 3分

2017年8月5日

パラグアイだけのニュースではないのですが、プエルトリコの人気歌手Luis FonsiとDaddy Younkeeが歌うDespacitoという流行歌のビデオがYoutubeでの再生回数で29億9千万回を超えて過去最高記録を更新しました。以下のページに話題の映像が出てきますので、美しいカリブ海の映像と楽しい音楽をお楽しみください。 http://www.ultimahora.com/despacito-el-video-mas-reproducido-la-historia-youtube-n1100350.html この曲はパラグアイのラジオ局でも頻繁に放送されていて、朝晩の通勤のクルマの中だけでも2~3回は流される耳タコ楽曲の一つです。 勿論、曲の流行は世界的なもので、先週の違法な憲政議会選挙を実施したベネズエラのマドゥロ政権は、選挙の人集めの為にこの曲を替え歌にして、Fonsiが抗議することで、ラテン社会では更に注目を浴びることになりました。 https://www.youtube.com/watch?v=ncpwhPaj5sY ベネズエラの選挙結果は、その前に行われた国民投票の投票数750万票を上回る800万人が投票したとのデタラメな数字を国家選挙委員会CNEが発表したものの、地域別の数字が全く合わず、未だに正式な結果報告が確認されない状況にも拘わらず、昨日は憲政議会のメンバー宣誓式まで行われ、市民の呆れ顔が何度も報道されていました。 呆れる話と言えば、ブラジル サッカーの王者ネイマールのパリ移籍の話。日本ではダルビッシュのレンジャース→ドジャースの方が話題でしょうが、今朝のCNNエスパニョールは今まで中心に据えていたベネズエラ危機よりもネイマールを迎えるパリの熱狂に視点を移しています。それにしても、どこから2億ユーロものカネが出てくるのか、驚くというより呆れる話に思えます。 📷 もう一つの呆れる話はペルーの前大統領Humala夫妻収監の話。ブラジルOdebrecht社からの収賄容疑で起訴され、7月13日に身柄を拘束されていましたが、今週行われた仮釈放の審議で裁判所は海外逃亡の恐れのある夫妻を釈放することは出来ないとの判断を下しました。 📷 一方で称賛すべきはパラグアイのカルテス大統領。先週上院で可決された農民への補助金32億ドル供与案を却下し、バラマキ政治に待ったをかけました。 http://www.hoy.com.py/nacionales/cartes-veta-ley-de-subsidio-campesino-prefiero-condenar-mi-futuro-politico 平均すると一農家あたり1万ドルにもなる”補助金”は、どう考えても来年4月の選挙対策の懐柔資金としか見られず、これを政府が同意して支払うことになれば、次から次に色々なところから手が出てくるのは必至であり、きっぱりと流れを断とうとする大統領には支援の声と怨嗟の声が両方投げかけられています。 カネで簡単に解決するスタイルを変えて、ゆっくりで構わないので正しい方向にリードする、そういう政治であって欲しいものです。

 
 
 

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