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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ペルーの言葉 Mujer(ムヘール)=女性  英:Woman

2014年3月8日

今日3月8日は1904年にニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことに因んで「国際女性の日」(El Día Internacional de la Mujer)とされています。

何々の日関連の報道を得意とするペルーでは、当然女性の特集記事が組まれており、たとえば「ペルーでは、女性の給料が同じレベルの男性と比べ、67%しかない」という見出しが本日の一面トップを飾っています。

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また、ペルーの総人口30,475,144人の半数に当たる15,204,082人が女性であることや、多くの女性が週に24時間を無報酬の家事にあてていること、39%の女性が家庭内暴力の被害を受け、26%の家庭が女性を家長としたもの、女性の平均寿命が77歳、68.3%が保険に加入している、といったデータが紹介されています。

ただ、今週は女性の日に関係なく、先の内閣改造で入閣したMinisteria de la Mujer(女性問題担当相)Carmen Omonte女史に関する報道で、Mujerの文字が毎日紙面に載っていました。

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現在43歳の若き大臣が何故、就任早々マスコミで騒ぎ立てられているかと言うと、彼女がCemento Amazonicoと言う新興セメント会社の株主であり、政治家が特定の鉱山での利権を有することを禁じる憲法に違反する、と言うことの様です。

日本でも、大臣が任命されるたびに野党やマスコミが過去の経歴における荒探しをし、政権へのダメージを与えることは一般的で、その意味でペルーも同じと思えばよいのですが、この報道が問題になった途端にHumala大統領は彼女と同じタイミングで任命した新首相Cornejo氏と共に彼女を遠ざけるべくコメントを避けています。

これに対し女性副大統領Marisol Espinoza女史は、ラジオ局のインタビューに応じ、「女性問題担当大臣としての実績は未知数であり、先ずは任せる姿勢を見せるべき」と擁護するコメントを発しています。

こうした問題対応に関する大統領の及び腰姿勢は、まだ一般に批判の対象にはなっていませんが、最低賃金の引き上げに積極的姿勢を示して前首相を辞任に追い込んだことも含め、新内閣に対する期待値は、かなり低いレベルでスタートしたと言わざるを得ません。

一方、本日のEl Comercio電子版のトップニュースは大統領夫人Nadin Herediaさんが「次期大統領になる夢を抱いている訳ではない」と言うもので、女性の日に多くの女性がマスコミを賑わす結果となっており、一般に低いとされる女性の地位も政治の世界では寧ろ男性より優位と言えるのが今のペルーかもしれません。

そういえば南の隣国チリでは、来週火曜日に女性大統領Michelle Bachelet女史の二期目の政権がスタートします。

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