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ブラジルの言葉 alagamento(アラガメント)=浸水・水没  英:flooding 西:inundacion

  • 執筆者の写真: Kaz Suzurida
    Kaz Suzurida
  • 2014年9月27日
  • 読了時間: 3分

2014年9月27日

一時帰国していた家内が昨夜一か月ぶりに戻って来たので、空港まで迎えに行きました。

ただ、金曜の午後で、しかも久々の豪雨。


市内の低い場所の多くで冠水していて、大渋滞。サンパウロにはGuarulhosと市内のCongonhas、北部のCampinasと三カ所の空港がありますが、国際線はGRUと略されるGuarulhosで発着します。


ここに行くには市内を出て、隣町であるGuarulhosまで走るのですが、そもそも昨日は市内を出るのに1時間半以上掛かり、通常高速道路に乗ってしまえば20分程度で到着する空港まで、さらに1時間以上、都合3時間近く掛かって漸く到着しました。


雨に弱いのはどこの都市でも同じですが、昨日の渋滞は本当に異常なレベルで、長年運転しているドライバー君が「連休前でもない普通の週末にこんな渋滞に遭ったのは初めて」と驚いていました。


サンパウロに出張に来られる方は、週の初めに入ってきて、週末に帰国するパターンが多いのですが、こういう突然の渋滞も発生しますので、特に金曜午後のフライトに乗られる場合は十分に余裕を持って空港に行かれることをお勧めします。

📷

No inicio da tarde, a CET registrava dois pontos de alagamento na ciudade.(交通機関公社によると、午後早い時間に市内の二箇所で冠水が観測された)

O Estado de Sao Paulo紙の報道によると、この雨で市内50箇所の信号が停止し、延長207㎞の渋滞を発生させたとのこと。


雨の降らないリマでは地方のニュースとしてしか目にすることの無かったinundacion=alagamentoという単語ですが、サンパウロはこれからの季節、集中豪雨が頻繁に発生して、そのたびに市内の交通は大混乱する様で、alagamentoと言う単語も渋滞を察知して回避する上でも覚えておく必要がありそうです。


ただ、水不足による断水が一部の地域で発生していて、このまま好天が続けば断水の地域が拡大すると懸念されていた点に関しては、僅かながら事態の緩和が観られ、来週半ばまで続くとされる雨が更に水源地に水をもたらすことが期待されてもいます。


さて、来週日曜日は大統領・州知事・国会議員等の一斉選挙。

テレビでは毎日候補者達の宣伝が流れますが、ここに来て漸くMarina候補の露出度が上がってきた一方、現職Dilma大統領は通常のテレビコマーシャルや街頭の展示に加え、今週NYで行われた国連気候変動サミットの場も選挙演説に使ったと一部メディアから批判を受けながらも、図太く露出度を上げ続けています。

📷

国連で演説するDilma大統領。

面白いのは、街頭のポスターで、ベネズエラでもペルーでも、ポスターは大きな広告塔た電柱への括り付け看板が主体でしたが、ブラジルでは括り付けが規制されているようで、候補者の宣伝ポスターは立て看板に張り付けられ、これが道路の中央分離帯等や曲がり角等に置かれる方式で、固定されていない為に今回の集中豪雨や強風があると一斉に吹っ飛んで、これがまたクルマや歩行者の交通を妨げる原因になっています。

 
 
 

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