2013年12月1日
11月も昨日で終わり、今日からいよいよ師走を迎えます。
南緯12度のリマでは、これから夏になる訳ですが、今年は相変わらず曇りの天気が続いており、本格的な夏の到来はもう少し先か?と思わせる空模様です。
アメリカでは感謝祭ホリデーの最終日ということですが、ペルーの新聞は昨日からクリスマスモードの広告が紙面を独占するようになってきました。
Trujillo(トゥルヒージョ)という地方都市で11月16日から昨日まで開催されていたボリバリアーノ運動競技会(Juego Bolivariano)に関する記事が先週の紙面に多く掲載されました。
この競技会、ボリビア・エクアドル・ペルー・コロンビア・パナマ・ベネズエラのアンデス六か国が創設し、1938年から四年に一回開催しているプレオリンピックゲームで、今大会には上記六カ国に加えてチリ・パラグアイ・ドミニカ共和国・グアテマラ・エルサルバドルを加えた11か国4千人以上の選手たちが49種目の競技で競い合ってきました。
金曜日はペルー伝統の競技、女子バレーの決勝が行われ、宿敵ベネズエラを3-0で下して金メダルを獲得しました。
またペルーが圧倒的に強いのが、サーフィンです。今大会でも8個の金メダルを獲得し、2個二位ベネズエラを大きく引き離しての完勝でした。
日本ではあまり知られていませんが、ペルーは太平洋に面した多くの海岸でサーフィンに適した大きな波が寄せてきて、世界中のサーファーのメッカの一つになっているとのこと。
空港でも大きなtabla=ボードを持ったサーファー達を良く見かけます。
このサーフ天国ペルーを代表するのが、"Piccolo"ことBenoit Clemente選手で、今大会でも堂々の一位となったと報じられています。
http://elcomercio.pe/deportes/1665959/noticia-peruano-piccolo-clemente-nuevo-campeon-mundial-longboard
リマの街は平たんなのでスケートボード(これはMonopatinと言う様です)で動き回る若者も多く見かけます。
ところで、月曜25日午後3時過ぎにリマ市南部を震源とするM5.8の地震が発生し、15秒程にわたって上下振動がありました。丁度社内会議中で、スケジュール表(tabla de programa)を見ながら打ち合わせをしていましたが、この揺れが収まった直後にビル管理会社から避難命令が発せられ、全員が建物の外に退避しました。
http://elcomercio.pe/actualidad/1664596/noticia-lima-fue-sacudida-nuevo-sismo-esta-madrugada
好景気で新築ラッシュが続くリマでは、お洒落なオフィスビルが増えていますが、外壁を全面ガラスで覆った建物が非常に多く、地震の後に外に逃げるのは良いのですが、こうしたガラスが降りかかってくるリスクも高いのではないか?との懸念を抱いた午後でした。
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