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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ペルーの言葉  Paloma(パロマ)=鳩  英:dove, pigeon

2013年5月26日

今週見つけた気になる記事は「Palomas en Lima ya son un riesgo para la salud」(リマのハトは健康危害のリスク)として、増えすぎたハトの存在が、呼吸器系疾患やアレルギーに重篤な危険を与えている、と知らせています。 http://publimetro.pe/actualidad/13675/noticia-palomas-lima-ya-son-riesgo-salud

これから冬を迎える南半球にあるリマですが、南緯12度で日本ほど冬至と夏至の日照時間の違いは無く、今の時期の日の出が06:23、日の入りが17:47の時間帯です。 (東京は5時頃から明るくなっていますね。)真夏(12月)でも朝五時半位。 何処の国でも朝一番に声を出すのが鳥たちですが、色々な種類の鳥たちによる美しい鳴き声の大合唱だったカラカスの朝とは異なり、リマの朝は鳩たちのポッポーという鳴き声から始まります。

また、市内の至る所にプラザ(広場)や緑地が配されていて、道路幅も広いのがリマの気持ちの良いところですが、何処に行っても沢山の鳩が群れていて、特に旧市街の大統領府周辺やサンフランシスコ教会の辺りは浅草寺の境内の様な鳩の大群が地面をギッシリ覆っています。 自宅の周辺でも、頻繁に鳩が来るので、我が家でも釣り糸を張って鳩の侵入を防ぐ仕組みを作ったのですが、それでも先般窓から家の中に飛び込んできたハトが大騒動を起こしました。

この記事によると、鳩の糞が堆積して行く過程で、サルモネラ菌や大腸菌が発生し大気中に拡散する、その菌を吸引すると、人によって下痢や嘔吐・発熱や呼吸困難・アレルギー等の様々な健康被害を齎すと警告しています。

平和の象徴などと言われる鳩ですが、明らかに過密状態にあるのがリマの現状で、San BorjaやJesús Mariaという区では、鳩に餌を遣るとS/.185(約7,400円)の罰金を科せられる決まりになっている様です。

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