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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ペルーの言葉  invierno(インビエルノ)=冬   英:winter

2013年6月29日

今週後半のリマはほぼ毎日霧雨(llovizna)が降っていました。

基本的に雨の降らない街、リマですが、今年は異常気象であるようで、6月上旬までは珍しく晴れた日も続いたのですが、昨日発表された長期予報によると、この冬は25年振りの低温で、8月には霧雨が強まると、今日の一面記事で伝えています。

(llovisnas seran mas fuertes en agosto)

この霧雨は同時に高い湿度の元でもあり、昨日16:18の市内の気温は15℃、湿度は96%であったと記されています。

人々は完全に真冬の服装で、分厚いコートを着ている人も見かけます。 紙面の利益を確保するために、印刷版の本日紙面をデジタルに表示しないEl Comercioですが、電子版では以下のような記事が掲載されています。 Invierno en Lima: ¿por qué la humedad produce una mayor sensación de frío? (冬のリマ:なぜ湿気は寒さの原因になるのか?)

夕方の路面がこんなに濡れているのは珍しい光景です。 日本の感覚で気温が15℃というのは決して大変な寒さという訳ではない筈で、通常10℃を下回らないと、寒い!と感じないのでは思いますが、ここリマでは真冬の湿気が高い為に日本よりも高い気温で寒いと感じるようになります。 一方でこの記事の中には “cuanto más seco está el aire más frío se siente”(空気が乾燥しているほど寒く感じる)という頓珍漢なコメントも出ていますが、出張や観光で数日滞在しているだけでは判らない寒さを実感しています。(ホテルは通常、空調が効いているので湿度も低め、温度は高めに設定されています。) まだまだ寒い日が続きそうですが、日本の蒸し暑さを思えば、これも我慢すべき気候と言うべきでしょう。 ところで、昨日6月28日はEl Dia Nacional del Ceviche(セビチェの日)でした。 セビチェというのはペルーの代表的な魚料理で、あちこちでセビチェを食べることから、セマナ・サンタ(聖週間)と同様、魚の相場が高騰していたようです。 http://www.wapa.pe/salud/2013-06-28-hoy-celebramos-el-dia-nacional-del-ceviche

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