ペルーの言葉 fondo (フォンド)=底、奥、背景、スタミナ、etc... 英: bottom, depth, background, stamina, etc...
- Kaz Suzurida
- 2014年2月8日
- 読了時間: 2分
2014年2月8日
いよいよソチ冬季オリンピックが開幕しましたが、ペルーでは殆どこのイベントに関する報道はありません。
赤道から南緯18度の熱帯圏に位置するペルーでは、ウィンタースポーツはリマ市内に常設の小さなアイススケート場がある程度で、全く馴染みが無いと言っても過言ではありません。
しかし、昨日のPublimetro紙でペルー人選手のインタビュー記事を見つけました。
43歳のクロスカントリー代表、Roberto Carcelén選手です。
ペルーのスキー選手がどのようにして誕生したのか?ジャマイカ生まれのボブスレーチームの様な話ではなく、米国シアトルでマイクロソフトのアドバイザーとして勤務している間にクロスカントリースキー(esquí de fondo)にはまり、2010年のバンクーバー大会で史上初のペルー人選手として出場、今回二回目のオリンピックとなるとのこと。まだスキー歴は僅か8年で、既に二回のオリンピック出場とのこと。
また、アルペン競技でOrnellaとManfredという姉妹(苗字はOettl Reyes)もペルー代表として出場します。
彼女たちはドイツ人の父親とペルー人の母親の間に生まれたドイツ人でしたが、ドイツ国内予選に漏れたことからペルー人に転籍、やはり前回大会から出場しています。
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日本で彼等の活躍が報じられる機会があるかどうか判りませんが、熱帯のウィンタースポーツ選手への応援もよろしくお願いします。
ところで今日の言葉、Fondoですが、辞書では表題の様な訳語が示されていますが、ペルーではal fondoで(道を)真っ直ぐ突き当り、とか(食事の)メインディッシュと言った風に使われる使用頻度の高い単語です。
クロスカントリーをesquí de fondo(エスキーデフォンド)とまで言うとは知りませんでした。
奥の深いペルースペイン語、まだまだ修行はこれからです。
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