2013年5月10日
今週、気になった記事はフリーペーパーPubliMetroの火曜日のモノ。
曰く、"Sigue el debate por ley contra comida chatarra."(ジャンクフードをめぐる議論は継続中)と言うタイトルで、外食産業や食品産業が流す高脂肪・高糖分食品の広告を規制すべき、との議論が国会で行われている事を報じています。
この記事によると、ペルーでは五歳から九歳までの子供の四人に一人が肥満(sobrepeso)と認定されているそうで、食品業界は一月に22.7百万ドルの広告費を使ってジャンクフードの宣伝をしていて、成人の肥満比率は何と67%にのぼるとのこと。
「学校でのジャンクフード販売を禁じる」この法律は水曜に議会を通過したことで、食品業界から猛烈な反発を受けることになっています。
金曜日のEl Comercio電子版では、
'Ley de comida chatarra': "La publicidad no está hecha para gente estúpida"(ジャンクフード法、広告は愚民の為のものではない)として、子供の肥満を防止しようとするこの試みに真っ向から反発する業界のコメントを掲載しています。
http://elcomercio.pe/actualidad/1574687/noticia-ley-comida-chatarra-publicidad-no-esta-hecha-gente-estupida
しかし、この反発、銃規制に反対するNRA=全米ライフル協会の主張と同じように、飽く迄も食べて太るのは消費者の責任、と言っているように聞こえますね。
Comentários