2009年7月11日
今朝は5時過ぎに携帯電話が鳴って目が覚めました。Barcelona(スペインにも有名なバルセロナはありますが、別の場所)に行っていたお客様一行の帰りのフライト(Vuelo)が大幅に遅れて帰国の乗継便に乗れなくなる恐れがあるという連絡でした。結果的には全員なんとか無事に帰途に着かれたものの、Barcelona駐在員やカラカスの秘書と総長から連絡を取り合って、空港のエージェントも動員して何とかなった次第。
電車が5分でも遅れると大騒動になる日本とは違い、1~2時間の遅れは当たり前。今朝のケースも3時間経って漸く出発した次第。
ただ、飛行機の遅れはベネズエラだけの現象ではなく、米国でも天候の都合などでしっちゅう遅れるし、ハワイ発の日本の飛行機が副操縦士の都合でキャンセルになったのは記憶に新しいこと。ともかく、飛行場では常に自分のフライト番号(Numero del Vuelo)をしっかりと認識し、ゲート(Puerta)に変更が発生していないかどうか、また定刻に出発するかどうか、常時確認することが大切です。特に最近のベネズエラでは大統領関係の都合で、民間旅客機の出発時間が早まるなんていうケースも多々ありますので。
因みに日本のナショナルフラッグの経営状態の悪さがここ数年話題になっていますが、ベネズエラのCONVIASA(旧VIASA)も相当苦しい台所事情であると言われており、まともな国際線はテヘラン往復便のみ(!)という状態です。
ただ、欧州各国や米国諸都市につながるフライトは沢山あり、パリ便のAirFranceはジャンボジェットを飛ばしています。(成田-Paris便はAFもJALもAirBus)。経度において日本のほぼ反対側に位置するベネズエラは、北米経由でも欧州経由でも同じような所要時間になりますので、ルートの選択肢は豊富にあります。
📷 CONVIASA社(国営)の国際線用AirBus340-200
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ASERCA社(民間)のDC-9
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