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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ベネズエラの言葉 vela(ベラ)=帆・ろうそく・徹夜 英:sail/candle 葡:vela

3月にescasez=不足・窮乏というタイトルで、激しいインフレの結果新紙幣100万札の新札発行のニュースをお伝えしたばかりのベネズエラですが、僅か4カ月で100万分の1の切り下げが発表されました。

このニュースは、報道各社が色々な中身で差別化を図っていますので、是非ご覧ください。 時事通信 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080600270&g=int ブルームバーグ https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-06/QXE0SGDWLU6X01 日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05F8V0V00C21A8000000/ 朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASP864417P86UHBI00V.html で、ベネズエラの新聞El Nacional電子版の記事のタイトルが”Pesca a vela y taxis a pedal en el Zulia, un estado seco de gasolina"(漁民は歩掛け船、タクシーはペダルで漕ぐガソリン不足のスリア州)というもの。 https://www.elnacional.com/venezuela/pesca-a-vela-y-taxis-a-pedal-en-el-zulia-un-estado-seco-de-gasolina/ 4月にcalvario(十字架の道行き)という題で燃料用タンクローリーを人々が手押しする写真を御紹介しましたが、ついにガソリンすら出回らなくなって、人力や風力で生計を立てなければならなくなったという記事。 産油国ベネズエラにおける石油産業往年の中心地、マラカイボの悲しい現実が紹介されている訳です。 無事に閉幕した東京オリンピックでは、難民選手団の活躍も話題になりましたが、イギリスの経済紙The Economistでは世界の難民事情についてのレポートを掲載しており、南米におけるベネズエラ難民問題の大きさを示すデータになっています。 https://www.economist.com/graphic-detail/2021/08/06/week-in-charts-where-do-refugees-seek-safety?utm_campaign=editorial-social&utm_medium=social-organic&utm_source=facebook&fbclid=IwAR3zpeKeCnElqR5fU6tPj5lHL5dNHMwN8yq3xxAlp0XXdFVK79c-NgTlT8M 今日の言葉velaはポルトガルでも同じ、帆船の帆・ろうそく・徹夜(の仕事)という複数の意味を持つ単語です。 30年前まではラ米随一の成金国家として豊かな生活を享受してきた産油大国ベネズエラが今、自然と人力依存生活への回帰している現象は、気候変動という大しっぺ返しを受けている世界中の人間社会の未来の方向性を示す灯なのかも知れません。 因みにグルメ大国でもあるベネズエラからパラグアイに避難してきた移民は居ますが、食にまつわる仕事で活躍している人も多く、パラグアイの食文化を豊かにしてくれる効果をもたらしています。 https://www.facebook.com/58arepaspy/ そのベネズエラ食でも最も普遍的な食べ物Arepaを供するフードスタンドが拙宅の近所のショッピングセンターにあり、今夜はここでアスンシオン市制484年を祝う移動コンサートが開かれました。 https://www.instagram.com/58arepas/?hl=es https://www.abc.com.py/espectaculos/musica/2021/08/14/escenarios-moviles-llevan-musica-a-distintos-puntos-de-asuncion/ https://www.youtube.com/watch?v=rpjJM9WhhPo ↑演奏したパラグアイのブルースバンドVERSIÓN PALMA LOMA BLUES ベネズエラ政府が優秀な自国民を国外に排除する政策を続けている結果、食文化でもパラグアイの帆を膨らませる追い風が吹いています。

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