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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ベネズエラの言葉 Referéndum(レフェレンドゥム)=国民投票

2009年1月18日

今日のEl Nacional紙の一面トップは「Referéndum viola ocho normas constitucionales」(国民投票は憲法の8箇条に反するものである)という見出しで始まります。

referéndumは英語でもreferendum、全く同じ綴りであり、発音もほぼ同じで、英語の単語の多くがラテン語から来ていることを確認できるものです。

現在問題となっているreferéndumは、多選を否定する投票結果が2007年12月の国民投票で可決されたにも拘わらず、再び大統領が2月15日に国民投票を実施しようとしていることに、反対派はじめ多くの人達が異論を唱え、この投票そのものを阻止しようとしているものです。

しかしチャベス大統領は先の統一地方選挙以降、投票システムが整わないまま、この投票を強行し、強引に憲法を改定する方向で政治日程を組んでいます。

まだ国内に目立った混乱は生じていないものの、カラカス市内の主要な大学や野党事務所では大統領派との小競り合いが頻繁に発生しており、投票の結果がどちらになろうとも、混乱は避けられないとの見方が強まっている状況です。

治安の更なる悪化や石油収入の激減に伴い、チャベス大統領の政権運営は益々困難に直面することが確実な中、政権基盤を再整備しようとする意思の現れであると同時に、これまで敵視してきた米国で新しいオバマ政権が発足することに対し、ベネズエラ国民の総意を米国に見せ付けることが最重要という意図がチャベス大統領にあるようですが、国民がその思惑通りに動くかどうかは極めて不透明な状況であると言えます。

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