2009年2月15日
今日のEl Universal紙一面トップは「Otra vez a votar」(また投票)という見出しで、頻繁に行われる選挙に批判的なトーン。
16,7millones de venezolanos estan convocados para decidir sobre la enmienda a la Constitucion Nacional propuesta por el presidente Hugo Chavez y activada por la Asamblea Nacional.(1670万人のベネズエラ人がチャベス大統領が提案し、議会で承認を受けた憲法改定の是非を問う投票を行う)と続きますが、既に金曜午後から全国で酒類の販売が全面的に禁止(明日まで)され、昨年11月以来のお祭り選挙ムードに包まれています。政府系のUltimas Noticias紙は「Hay que ir a votar」(投票に行こう)と、積極的姿勢。
昨晩は近隣の住宅街で大音響のFiesta(お祭り)が深夜まで続き、今朝は早朝4時頃から選挙を告げる大花火の打ち上げが30分毎に行われ、完全に寝不足モード。特に大統領派が浮かれて行う早朝連発花火は完全に逆効果で、これで安眠を妨害される無党派層が反対派に回るのでは無いかとも思います。
今日は公共交通であるメトロシステム(地下鉄+バス+貧民街ロープウェイ)は投票サポートの為、終日無料。スーパーマーケットは半日営業(通常の日曜モード)、一般の商店や映画館等娯楽施設の大半は休業。カトリックの国らしく、教会にもいつも通り多くの人が集まり、公園や美術館も開いています。
またテレビも朝から選挙関連報道が行われているものの、大物政治家の投票シーンを中心に各地の投票所の様子が映し出されていますが、現在のところ格別の混乱は生じておらず、昨晩から早朝の喧しさと比較しても日中は平穏な状況となっています。
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