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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ベネズエラの言葉  Navidad(ナビダ)=クリスマス

2009年11月21日

先週はパソコンの不調でネットアクセスが全く出来なかった上、ここのところ愚政による暗い話題ばかりだったので、少し違う話題を追加します。 

11月も後半になると世の中は完全にクリスマスムードに包まれますが、今年は消費の低迷で、製造業も小売業も昨年同期比10%前後の落ち込み、しかも失業率も1.4%増えて8.1%に達していると中銀が発表しました。(まだ暗い!)

そうした中、報じられたのが「Precios de los ingredientes para las hallacas se incrementaron 20 % la última semana」(アヤカの原材料費が先週から20%値上げ)というもの。Hallaca(Hayacaとも書く)はベネズエラのクリスマスに欠かせない料理で、トウモロコシの粉を練ったものにオリーブや豚肉・鶏肉などを入れ、バナナの葉に包んで凧糸で縛り、茹でて調理するもの。日本のおせち料理のようなもので、各家庭にそれぞれ独自の味付けがあり、クリスマスの時期は事前に大量に作りこんだ冷凍Hallacaを茹でて毎食のように食するのが当地の風習です。

レストランに行っても食べることはできますが、特にこの時期plato navideño(プラト ナビデーニョ=クリスマスの皿)というクリスマスメニューが登場し、Hallacaの他にPan de jamon(ハム入りパン)という同じくクリスマス独自のパンと一緒に食べます。昔はこれにPonchecrema(ポンチェクレマ)というミルクリキュールを飲むのが習慣でしたが、最近は似たような風味のBaileysに押されて、この飲み物はすたれ気味です。

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