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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ベネズエラの言葉  mar de fondo(マル デ フォンド)=うねり  英:swell

2012年4月7日

今週は木・金曜日が聖週間(Semana Santa、復活祭=Pascuaを迎える週)で祝日、先週お伝えしましたように、人々の多くは行楽に出かけている為、街の中は本当に静かで、道路も空いていて「いつもこうならカラカスは最高!」と思える落ち着いた週末を迎えています。(相変わらず、近所の夜の宴会の大音響は相当なモノですが、もはや常態化している為、全く気になりません。)

復活祭直前の昨日の金曜日はGood Friday(受難の日)、市内各地の教会では、キリストの復活を祈る善男善女でごった返し、周辺の広場では、キリストの受難劇を繰り広げており、夜遅くまで多くの人が集まっていました。 http://www.eluniversal.com/caracas/120406/caraquenos-recorrieron-los-siete-templos 本来は、カーニバル明けの2月22日から四旬節(イースターの前にキリストの受難と死を思い返し、悔い改め、試練・修養・祈りの時として過ごす期間)となり、この期間は肉・卵・乳製品・油などを断ち、祈りに励むことになっているので、毎年この時期には魚の価格が高騰します。また、直前一週間は正式な聖週間なので、酒類の販売も禁止され、本来は飲酒も禁じられる訳ですが、そこはお祭り大好きベネズエラ人、仕事は休みだし、飲んで踊るしかない!とばかりにあらゆるところで宴会を始める訳です。 ただ、レストランなど公共の場での飲酒は原則御法度。勿論、酒屋もスーパーも酒類の販売は停止します。 📷 カラカス国際空港の免税店。右側の酒類販売コーナーが黄色いテープで封印されているのが判りますか?店員もヒマそうです。

また、Semana Santaで込み合う海ですが、先週の写真(資料映像)では本当の迫力が伝わらなかったと思っていたら、今年の映像が入りました。どうです?この迫力。かつての湘南海岸も相当な混雑でしたが、もう芋洗いの域を超えて、本当に何をしに行っているのか不明な状態です。

📷 📷

因みに、写真左はカラカス近くのHiguerote、右はビーチリゾートで有名なLecheriaですが、このAnzoategui州だけで80万人の海水浴客が押し寄せているそうですし、VargasとHigueroteの海岸も"Saturado"(飽和状態)であると報じられています。

ところが、今日の新聞によると、「Mar de fondo enchava asueto(うねりの為に休み)」というタイトル(Ultimas Noticias)と共に、各紙こぞって一面トップでVargas, Sucre, Anzoategui, Mirandaの各州で、海水浴場が閉鎖されたニュースを取り上げています。(勿論、何件かの水難事故の報道もあります。)

一方、「Bañistas ignoraron mar de fondo en el Litoral Central(中央沿岸部の海水浴客達はうねりを無視)」との記事もあり、この週末は復活祭どころか、神に召される信者も多数発生することでしょう。

さて、我らがチャベス大統領ですが、本日土曜日にまたまた治療の為にキューバに向かう、とされていましたが、昨夜の便で急遽出かけたことが電子版で報じられています。

何故かキューバに飛ぶのは夜の便ばかり。護衛のスホーイ30戦闘機2機を従えているとは言え、目視攻撃が可能な昼間を避けて、夜間飛行を選択しているということでしょうか?

電子機器で昼も夜も無い今の兵器のレベルを考えると、そんな筈は無く、昼間ギリギリまで働いて、出発前にセレモニーをやって、それから出かける、という現役商社マンも顔負けのタフなスケジュールで”治療”を行っている訳で、この体力には本当に驚かされます。 📷 出発を前に支持者に見送られる大統領。本当に元気そうです。

小生も丁度後任の出迎えで空港に出かけたのですが、大統領府から高速道路に入るランプの手前で突然、交通が遮断され、「これは空港到着が遅れるかも」と思ったものの、直ぐに解除されたので「大統領が空港に向かったのだな」ということが直ぐに判りました。

民主化を求める動きは中東からミヤンマーにまで到達し、うねりとなって世界中に広がっていますが、こうした波にさらわれないよう、我らが大統領も早く治療を完了して、国政の建て直しに注力して欲しいものです。

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