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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ベネズエラの言葉 Los Periodistas (ロス ペリオディスタス)=jounalists(ジャーナリスト)

2009年6月28日


今日のEl Universal紙のトップ記事は昨日のジャーナリストを中心とした大規模反政府デモ行進。

Los Periodistas tomaron calles de Caracas(ジャーナリスト達がカラカスの主要道路を占拠した)というタイトルと共に、大勢の市民が街頭を行進する様子の写真が掲載されています。

これは大統領に批判的な放送を行ったGlobovision(グローボビジョン)というテレビ局の閉鎖を指示した大統領に対し、多くの市民が反発していることや、最近反体制派州知事や市長への政府からの弾圧が強まっていることを危惧する学生や市民が行ったもので、市内の二箇所でデモ行進があったことで、多くの渋滞も発生しました。 

反体制的テレビ局の閉鎖指示は2007年5月にRCTVという最も古い民法局が閉鎖に追い込まれたことに次ぐもので、RCTVは地上波の放送権を剥奪されたものの、現在も衛星放送やケーブルを通じて放送事業を行っています。

ベネズエラでは貧民街も含めた多くの住宅が衛星テレビの視聴用アンテナ(antena parabólicaアンテナ パラボリカ=パラボラアンテナ)を取り付けており、地上波だけに頼る世帯を大幅に上回る500万世帯以上が地上波で閉鎖されているRCTVを含め、海外のメディアにも触れる機会を持っています。

ホンジュラスで発生した親左派大統領追放クーデターの行方も、国内のメディアのみならず、海外メディアを通じて今後国民の知るところになる訳です。因みにジャーナリズムはPeriodismo(ペリオディスモ)、新聞はPeriodico(ペリオディコ)と言います。

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