2008年10月20日
またしても全国規模の停電(La falta de la luz)が発生。多くの工場やオフィスが稼働していないはずの日曜午前の出来事だけに、ベネズエラの電気供給能力に大きな疑問符を投げかける事件となりましたが、11月に統一地方選挙を控える大統領は、今年3回目の全国停電であるにも関わらず、停電を発生させた原因には触れず、3時間で復旧させた電力会社関係者を褒め称える談話を発表し、多くの有識者の反発を買っています。
この停電の影響で6本の地下鉄が立ち往生し、報告されているだけで50件のエレベーター閉じ込め事故が発生したとの新聞報道ですが、ベネズエラだけでなく、世界どこに行っても電車やエレベーターなどに乗る前は、必ずトイレを済ませておくことを協力にお勧めします。
日本では電灯のことを電気と言いますが、スペイン語では逆に電気のことを光という訳で、発明と普及の順序によって呼称が混同する典型であろうと思います。
尚、前回のメールで先週のハリケーン(ウラカンHuracan)の名前をOmalと書きましたが、正しくはOmarの間違いです。ついカタカナ表記を感覚で変換してしまいました。Luzは決してRuzではありません。
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