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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ベネズエラの言葉 Cumpleaños(クンプレアニョ)=誕生日  英:Birthday

2011年7月30日

誕生日というのはラテンの人達にとって非常に大きなイベントであり、レストランに行くと大概どこかのテーブルで誕生日を祝う歌"Cumpleaños Feliz"が唄われていますし、拙宅の周りの住宅街でも頻繁に(ほぼ毎週末)パーティーをやっていて、大音響の音楽(殆ど騒音)を鳴らしながら、誰かの誕生日を祝っています。 また、どこの会社の事務所でも、誕生日のケーキカットの催しが行われ、皆で祝福をしています。 さて、今週はベネズエラにとって三つの大きな誕生日がありました。 最初は日曜7月24日。独立の父、シモン・ボリーバル(1783年7月24日 - 1830年12月17日)の生誕記念日。勿論、政府はテレビやラジオを使って、偉大な独立の父を称える宣伝を行っていましたが、振り替え休日という制度を持たないベネズエラでは、休みになれば酒盛りで盛大に祝うのですが、今年は日曜に重なったためにあまり盛り上がらなかったように思います。(日曜は安息日であり、酒類の販売も行われません。) 次は月曜日、7月25日。カラカスの市制444周年ということで、カラカス市は今月に入ってテレビや新聞でこの日を盛大に祝おうというキャンペーンを展開していました。 http://www.caracas-444.blogspot.com/ このキャンペーン、反大統領派の先鋒であるカラカス市長が音頭をとって行っており、反対派のムードを盛り上げようとしていたのですが、市の中心部の学園地区(世界遺産に認定されているベネズエラ中央大学の周辺)を大改造してデジタルテレビ塔を配した公園に改造する計画をぶち上げましたが、大統領が唱える住宅計画の方が遥かに国民の関心を呼んで、殆ど誰も注目しないものとなりました。 ただ、個人的にはCARACASのAの文字を数字の4に置き換えてC4R4C4Sとする当たり、デザインの妙に感心させられました。 三つ目は7月28日木曜日、チャベス大統領自身の57歳の誕生日です。 癌の化学治療を開始した大統領ですが、この日は大統領府に集まった民衆を前に大演説をぶち、「自分は死なない、今まで"Patria, Socialismo o Muerte"(愛国、社会主義、さもなくば死を)というスローガンを使っていたが、死という言葉を使うのはやめて、Venceremos(勝利)に置き換えることにした」と発表しました。また、「化学療法によって頭髪が抜けるだろうが、自分はユル・ブリナーのように格好良くなる。ユル・チャベスである」と言って笑いをとる当たり、役者としての大統領は極めて健在であるという印象を国民に与えています。 ところで、冒頭で紹介した誕生日を祝う歌"Cumpleaños Feliz"ですが、ベネズエラでは長い前奏を伴う曲であり、非常に楽しい雰囲気のある音楽に仕立てられていますので、聴いてみてください。 http://www.youtube.com/watch?v=cp87JoyxnXc 懐かしのトッポジージョ版 http://www.youtube.com/watch?v=Q8cTmbU0xVo&feature=related サルサ調 http://www.youtube.com/watch?v=lnfKXURmEFc&feature=related 因みに市制444周年記念日等、記念日を正確に言う場合はCumpleañosではなく、Aniversalio(記念日)という単語を用います。また、Cumpleañosをクンプレアニョと言うのはSの音を発音しないベネズエラ方言であり、正しいスペイン語圏ではちゃんとSを発音してクンプレアニョスと発音しますのでご注意を。

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