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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ベネズエラの言葉 aterrizaje(アテリサヘ)=着陸  英:landing

2011年10月1日

先ず最初は飛行機事故。南部の鉱業都市プエルト・オルダスの飛行場でAero Postal航空のDC9のエンジンが外れ、あわや大惨事となるところでしたが、死傷者はありませんでした。同じ月曜の午後、同じプエルト・オルダスの空港で、今度はAserca航空のDC9が緊急着陸、これも怪我人も無かったものの、同じ空港で一日に二回の緊急着陸があった訳で、同空港関係者は大変疲れたことと思います。

Ilesos 125 pasajeros en aterrizaje de urgencia en Puerto Ordaz(プエルトオルダスで緊急着陸、乗客125名は無事) Se desprendieron ambos motores y se incendió una de las turbinas. (両側のエンジンが外れ、片方のタービンから火災) http://www.el-nacional.com/noticia/2505/15/Avión-de-Aeropostal-aterrizó-de-emergencia-en-Puerto-Ordaz.html

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飛行機事故は火曜日にも発生、今度はオランダ領Aruba島(ベネズエラに一番近い外国領、観光の島国)からカラカス国際空港に到着したAvior航空のボーイング737が緊急着陸。これらは全て地元の大手航空会社ですが、国営のConviasa航空のプロペラ機が昨年プエルト・オルダスで墜落し、こうなると安心して乗れる飛行機は無いように思えてきます。

実際、国内線で使われている飛行機は、主流がDC9とB737、しかも殆どが1970年代に作られたもので、月曜に緊急着陸したAsercaのDC9はなんと1967年製だったとのこと。出張で頻繁にこうした航空会社の飛行機に乗りますが、飛行機は搭乗口上のプレートに製造年月日が記載されており、殆どが自分('82年から社会人)よりも大幅に先輩であることに敬意を表しながら乗ることにしています。

航空各社の説明によると、こうしたトラブルは頻繁に発生しており、主な原因は外貨不足により部品調達が困難である、ということ。確かにスペアパーツの問題はあるでしょうが、そもそも古すぎる飛行機を使い続けていることに、もっと根本的な原因があるようにも思います。

因みに国内線で使用されている最新機種はAserca社の'89年製MD80型。これは自分より後輩ですが、日本では'91年就航のエアバスA300型が5月に引退したニュースが流れていましたから、いささか複雑な心境になります。

📷さっそくRaymaさんの餌食になっています。

一方、木曜朝、通勤客で込み合う地下鉄(Metro de Caracas)の郊外駅、Charallave Norte付近で車両の追突事故が発生、運転手が亡くなった他、40名以上が病院で手当てを受けることになりました。 

以前の駐在の際には地下鉄を使って通勤していましたが、最近は治安の悪化・電力不足や修理の不徹底等による頻繁な運航休止が重なり、通勤の足としては全く信用できないようになっています。先週は同じMetroの1号線に新型車両が導入されたというニュースで盛り上がっていましたが、その翌週に死傷者を出す事故の発生。なかなか安心できません。

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そして、同じ木曜日正午過ぎ、チャベス大統領が久々にテレビカメラの前に姿を現し、キャッチボールをする様子を披露した後、3時間近くも立ったまま、報道関係者との質疑に応じ、順調な回復ぶりをアピールしました。前日には大統領の容体急変・重態説が流れ、カラカス証券取引所の株価は上昇したものの、この元気な様子が流されるや、たちまち値を下げた、というのは如何にも皮肉な話ではあります。

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因みにベネズエラでは野球が国技のようなもので、用具も良い国産メーカーがありますが、この日大統領が使ったグローブはアメリカのブランドWilsonのもの。

せっかく国産Tamanacoブランドを世界にアピールする機会だったのに、と残念に思った次第です。

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