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執筆者の写真Kaz Suzurida

ベネズエラの言葉 Asegurar(アセグラール)=保証する、確保する 英Secure

2010年2月20日

ここのところ毎回電力と水不足の話題ばかりで、読まれる方もお疲れでないかと思います。

今回のAsegurar(保証する)は、「Gobierno asegura que comprará energía a Colombia “si le interesa” (政府は興味深い提案に基づきコロンビアからのエネルギー購入を保証」というニュースから引用しました。


これまでコロンビアは同じ渇水に悩み電力不足を来たしていた南の隣国エクアドルに売電していましたが、ペルーの洪水ニュースでもお判りの通り、南米中部では雨季が始まり、水力発煙ダムの稼動が正常化した為に余剰電力が発生、これをベネズエラに売る提案をベネズエラ政府が受け入れたというもの。

具体的な購入量は明らかになっていないものの、過去の購入例から140MW以上の電力がコロンビアから供給されることになりそうです。これはカラカスでの節電計画量の7割にしか過ぎず、引き続き電力供給に関する様々な施策が検討されることになりそうです。


一方、「シャワーは一日3分以内」とのチャベス発言が有名になった水不足問題ですが、政府系Ultimas Noticias紙に面白い見出しがありましたのでご紹介します。

「Tarifas del agua le dicen chao a los "Pavarotti de duchas".(水道料金の値上げは”風呂の中のパバロッティに別れを告げる)」


勿論、これがチャベス発言の「シャワーで歌を歌うな」が元になっているものですが、果たして風呂の中でオペラを歌う人が何人いるのだろう?と不思議になるものです。水の使用に関しても、使用量が増えると罰則として料金が上がることに関する記事なのですが。


先週はCarnaval(カルナバル=謝肉祭・カーニバル)で4連休になった為、エンジェルの滝のあるカナイマ国立公園に家族で出かけました。エンジェルの滝は殆ど水の無い状態で、よーく目を凝らさないとどこに滝があるのか判らない状態でしたが、地元のガイドによれば「例年この時期はこの様な状態、5

月以降になれば雨が降って豪快な景色が見られるから、また遊びにおいで」と気楽に話していました。しかし、宿泊したロッジもご他聞に漏れず夜10時から朝8時まで停電で、真っ暗なジャングルの中で快晴の星空を堪能できた小旅行でした。

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