2016年8月21日
パラグアイでの就労許可が得られた為に、今週は長期出張していたアスンシオンからサンパウロに戻って引越や健康診断の為に一週間滞在しました。
オリンピック最終週に久々のブラジル生活となった訳ですが、街中は5月と変わらない雰囲気で、どこにも五輪開催を感じさせる装飾は見られませんでした。
勿論、テレビや新聞は連日五輪一色の報道で、酷評されていた準備状況等を前評判を覆して、ここまで立派にイベント運営がなされたことは称賛に値すると思います。
昨夜のサッカーではドイツとの接戦を制して遂に五輪で初めての金メダルを得た訳で、これで多くのブラジル国民は今回の五輪開催に対する冷ややかな姿勢を改めるのでは?と思います。
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📷http://esportes.estadao.com.br/olimpiada/2016/medalhas 📷 http://www1.folha.uol.com.br/esporte/olimpiada-no-rio/medalhas/paises/ 街頭で配っている無料新聞各紙も今週は五輪一色 http://www.readmetro.com/en/brazil/metro-sao-paulo/ http://www.metronews.com.br/ 2018年まで復活しないと言われた経済も少しづつ上向いている動きがある一方、サンパウロの不動産市況は相変わらず下落を続けている様子で、街中の高級アパートには貸家=Alugaというサインがあちこちで見受けられました。 今回は米国不動産の専門家と話しをする機会があったのですが、彼が住んでいるマイアミでは現在25,000戸もの高級アパートが建設中であるものの、売れ行きは滞っているとのことで、ブラジルの富裕層を当て込んだビジネスは内外で暫く苦境が続く模様です。 とはいうものの、冒頭にも書いたように懸念されたテロの影響もなく、ネガティブなニュースは観戦ツアー客のスリ・ひったくり程度の報道のみにとどまっている以上、今回のリオ・オリンピックはブラジルの圧勝との印象を持ちましたので、今週の言葉に選びました。これはオリンピックの色々な試合結果を報じる新聞で何度か目にした表現です。 この五輪の成功をキッカケにブラジル経済もBRICs経済圧勝と言われた頃の輝きを取り戻してもらいたいものです。 今週のパラグアイのニュースとしては、アラブ首長国連邦のエミレーツ航空がアスンシオンをハブ空港化する方向で検討を開始した、という大ニュースが掲載されていました。 http://www.lanacion.com.py/2016/08/19/paraguay-busca-convertirse-hub-aereo-emirates/ 内陸の遠隔地としての物流ハンディキャップに苦しむパラグアイとしては、なんとか実現してほしいプランです。
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