Kaz Suzurida
ブラジルの言葉 virada(ビラーダ)=方向転換・ラストスパート・逆転 英:turn 西:vuerta
2016年1月2日
明けましておめでとうございます。Feliz ano novo!
サンパウロで過ごす二回目の年末年始は涼しい毎日でした。30日までは珍しいシトシト雨が続いて肌寒く、31日は日中晴れて夜になって少し雨が降ったものの、カウントダウンに続いて花火の打ち上げがあった深夜は再び綺麗に晴れあがり、市内各地で打ち上げられる見事な花火を満喫できました。
これまでもカラカス・バレンシア(ベネズエラ)、キト(エクアドル)、リマ(ペルー)で新年を迎えて、どの場所でも新年のカウントダウンと同時に上げられる花火の見事さに感激しましたが、今年のサンパウロは不景気で街中のクリスマス飾り等が非常に地味だったわりには、この年末花火だけは豪華で、パウリスタ通りの花火も15分ほどの間、間断なく打ち上げられました。
深夜通りに出向いた昨年とは作戦を変えて、今年は夕方18:30に大通りを封鎖して行われる街頭コンサート「Virada 2016」を早めに観に行き、その後は家で夕食後、屋上にテラスバーのあるホテルに出向いて花火見物をしようと22時過ぎに出掛けたのですが、近所に三カ所あるホテルの屋上はいずれも満員御礼で入れて貰えず、已む無く家に帰って来て27階建ての16階に位置する我が家のベランダから花火見物を味わいました。
http://www.obaoba.com.br/shows/noticia/festas-de-reveillon-2016-em-sao-paulo
https://confiramais.com.br/reveillon-na-paulista-programacao-dos-shows-da-virada-de-ano-novo-em-sp/
http://fotografia.folha.uol.com.br/galerias/40988-ano-novo-pelo-mundo#foto-577636
この作戦も悪くなく、サンパウロの花火をライブで観ながら、世界有数のリオの花火をテレビで同時に見物することが出来て、花火マニアには素晴らしい一夜となりました。
去年も観に行ったViradaコンサートですが、去年は遅めの時間に出向いたら十万人以上の観客が集まった会場に近付くことも叶わず、その反省から今年は早めに出掛けた結果、ステージ真ん前の会場で観ることが出来たものの、ここにたどり着くまで二回の厳しいボディチェックがあって、テロにおびえる時節を感じる場面でもありました。
個人的には昨年は計画していた案件が成就できなかったことから、今年こそはViradaを果たしたい、と思います。
本年も宜しくお付き合い下さいます様、お願いします。