2014年7月26日
日本からは連日35℃を超える猛暑のニュースが届いていますが、サンパウロでは寒い日が続いています。
今朝のO Estado de S.Paulo紙に「Onda de frio traz neve ao sul do paiz」(寒波で南部に雪)という記事が載っていて、やっぱり、と言う気分になりました。
この記事で出てくる雪の南部と言うのはサンパウロ州よりもっと南のサンタカタリーナ州やリオグランデドスル州等のことで、サンパウロではそこまで寒くはなっていないものの、今日の最低気温は12℃、一日曇りと雨の天気で最高気温も19℃と肌寒い一日でした。
明日の予報も週日曇りと雨。(一日中降り続ける訳ではありません)
日本の冬に比べれば、寒さはそれほどではないものの、晴天になると日中20℃を超えた快適な気温になる日の後に、お日様の出ない日が続くと非常に肌寒く感じる訳です。
上のURLで見られるニュースでお分かりの通り、南部地区では雪が舞っており、予報によると、この寒さはまだ暫く続くことになるようです。
今日土曜日は日本から初めてブラジルに来たお客さんを案内して、サンパウロ近郊の港町サントスに行ってきました。
サントスはブラジルでも最大級の港町で人口は約40万人。サンパウロからは車で一時間一寸。
今日は生憎の曇り空でしたが、サンパウロとは随分違う雰囲気で、西に隣接するサンビセンテ(São Vicente)と共に、サンパウロ州最古のコロニアを形成していたとのこと。
非常に趣のある街やリオのコパカバーナに似た湾曲の海岸線は、高原都市サンパウロ(標高約700m)とは植生も気候も違うように思われました。
これは標高900mのカラカスと海岸の街Caravalledaとの関係に非常によく似ています。
サントスの海岸では、曇天の寒さの中でも多くのサーファーが波乗りを楽しんでいました。
ondaはスペイン語でも波を意味しますが、気候の波はポルトガル語ではonda、スペイン語ではolaを使うのが一般的です。ポルトガル語ではolaには波の意は無く、紙の代用品であったヤシの葉のことを指すようです。
料理に使う電子レンジはポルトガル語でもスペイン語でもmicroondasという複数形になります。
明日は日曜ですが、午前中は日曜朝市に出掛け、午後は地方から出てくるお客さんとの打ち合わせ。
寒い気候は続きますが、熱い議論を闘わすことになりそうです。
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