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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ブラジルの言葉 mãe(マイ)=母親 英:mother  西:madre

2015年5月9日

明日5月10日(第二日曜日)は母の日dia das mãe(ヂア ダス マイ)です。

ペトロブラスの汚職事件に端を発した不景気の影響で、今年の母の日商戦も大幅な落ち込み、と今週も

報じられていましたが、今日土曜日は母の日のプレゼントを買う人たちで町はにぎわっていて、特に

サンパウロのアメ横とも言える25 de Março地区は、安いプレゼントを買い求めるクルマで大渋滞に

なっていました。

買い物客でにぎわう25 de Março地区では劇団のパフォーマンスも。

家族の絆の強い南米では、母の日は特別な日であり、家族の中心であるお母さんを囲んで長時間に

亘る会食を行う光景があちこちで観られます。

日本では、楽天などインターネットの買い物サイトから頻繁に宣伝メールが贈られてくるものの、実際に母の日を盛大にお祝いしている様子はあまり伝わってきません。


ところで、市民市場(Mercado Municipal)の近くであるこの地区は、比較的治安の悪いエリアとしても

有名で、地元の人でも暗くなったら不必要に近付かない様にしているとされていますが、白昼堂々と

盗賊団が通行人を襲っている様子が報道されていました。

http://g1.globo.com/sao-paulo/noticia/2015/05/camera-flagra-quadrilha-roubando-orientais-na-regiao-da-25-de-marco.html

この盗賊団、警察からマークされていた様で、犯行の様子が望遠カメラで撮影もされていて、たちまち

御縄にかかった訳ですが、この地区だけでなく、サンパウロ市内各地の電柱などに設置された防犯

カメラで撮影された犯罪の様子は毎朝のテレビニュースで報道されており、景気の悪化と共に、治安も

悪化している様子がビジュアルに感じられる今日この頃です。

とはいうものの、目立った観光地の無いサンパウロでは、セントロ地区のセ教会(Catedoral 

Metropolitana de Sao Paulo)や市民市場、Luz駅はブラジルらしさを感じる事の出来る場所であり、

一度ならずも行ってみたくなる場所であり、皆さんにもご紹介したいところです。

そう言えば、先週会社のすぐ近くに大きなショッピングセンターが開店しました。

明日の母の日は散歩がてらここにウィンドショッピングに出かけてみようと思います。ここなら確実に

安全(な筈)ですから。

http://www.shoppingcidadesaopaulo.com/como-chegar

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