2014年6月14日
12日木曜日、いよいよサッカー ワールドカップ2014が開幕しました。
前回2010年の南ア大会、ずっと前の1990年イタリア大会をそれぞれベネズエラで観ましたが、今回はサッカーの本場ブラジルが主催する大会で、その開催地に居られるとは何と幸運か!と多くの皆さんに言われました。
しかし、普段あまりサッカーを見ていないのでサッカーネタでは浅学ぶりがばれますので、今回は試合開始前に流れる国歌(hino nacional)の話題をご提供します。
ブラジル・クロアチア戦の試合前、国家がちょっと長いな、と思って調べてみると、正式のものは前奏だけで30秒近くあり、二番まで全部演奏すると4分近くあることが判りました。日本の君が代(演奏方法で異なるものの、ほぼ1分以内)の4倍の長さです。
歌詞も演奏も極めて難しいにもかかわらず、会場はブラジル人は全員本気で歌っているだろうなと思われる、国歌大斉唱でした。
以下の映像は昨年のコンフェデ杯の時のものですが、その物凄さが改めて認識できます。
この時期テレビでは小学校にもまだ行っていないであろう小さな子供たちが何人か順番に登場し、国家をたどたどしく歌う映像(士気を鼓舞する宣伝?)が流れていますが、こんなに小さな子供でも国歌を歌うのか?と感心させられます。
ベネズエラでは学校の始業時間に必ず国歌を歌うことが義務付けられていました。
ペルーではそのような話は聞きませんでしたが、きっとブラジルも国歌教育が義務付けられているのだと思われます。(おいおい確認してみます。) その難しい国歌を、国内各地の映像と歌詞付で改めてご案内します。 http://br.video.search.yahoo.com/video/play?p=Brazil+national+anthem&vid=6e10e835990ca1d30a361a9f5eee1f53&l=3%3A39&turl=http%3A%2F%2Fts1.mm.bing.net%2Fth%3Fid%3DVN.608051332169075628%26pid%3D15.1&rurl=http%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DAuML6DJlBNs&tit=Brazil+National+Anthem&c=2&sigr=11am8e09o&sigt=10mucbdvd&ct=p&age=0&hsimp=yhs-fullyhosted_003&hspart=ironsource&tt=b 以下は邦訳です。 http://www12.plala.or.jp/daitoku2/soramimi/nambei/brazil.htm 日本では国旗や国歌を学校で指導することに反対する教育者が大勢居られるようですが、北米も含め米州諸国では歴史が浅いこともあるのでしょうが、国旗や州旗は非常に尊重され、至る所で目にしますし、国歌を耳にする機会も日本に居る時より多いと感じられます。 日本では相撲の千秋楽以外で国歌斉唱シーンを見かけなくなったように思いますが、如何でしょうか?
そもそも相撲も最近は以前の様に報じられなくなりました。20年前はベネズエラの英字新聞Daily Journalに日本の相撲とプロ野球の結果が載っていて、楽しみに読んでいたことを思い出しました。
間もなく日本x象牙海岸(Côte d’Ivoire、ポルトガル語ではCosta do Marfim)との試合が始まります。
チケットは持っていませんので、サンパウロ市内の居酒屋に行って、そこの大画面で他の邦人の皆さんと応援して来ます。
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