2014年11月8日
カラカスやリマでもそうでしたが、サンパウロでも渋滞は大きな社会問題の一つ。
その緩和策として、サンパウロ市は市内の主要道路に自転車専用レーンを設置して自動車からの乗り換えを奨励しています。
今週のMetro Newsで見つけた記事は、Tietê川に架かる橋にも専用レーンが設置されたというモノ。
「São Paulo ganha primeira ciclovia sobre ponte」(サンパウロ初の橋上自転車専用レーン登場)
既に市内で総延長106㎞の専用レーンが設置されているとのことで、これを来年中に400㎞にまで伸ばすのが市の計画です。
日曜にパウリスタ通りの一部が自転車専用レーンになることは以前書きましたが、市内のあちこちに写真のような常設専用レーンが設置されています。
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リマでも専用レーンの整備がされて、日本よりも進んでいると言う印象を受けましたし、自分でも自転車を買って週末にサイクリングを楽しんでいました。(日曜はCiclodia=自転車日と称して大通りAv.Arequipaが自転車と歩行者に解放されています。)
ただ、サンパウロはリマと違って坂の街。丘陵の尾根でほぼ平坦なPaulista通りだけなら良いですが、ここに至るには何処からでも登坂になっていて、通勤に自転車を使うのはかなり大変だろうと思います。
会社によっては着替え用のロッカーやシャワーが整備されていて、自転車通勤を積極的に奨励しているところもあるようです。
ところで、今週はほぼ毎日曇りで、水曜日はほぼ一日中雨が降っていました。昨夜も激しい雷雨になって、漸く待望の雨期が来た模様です。
テレビや新聞では毎日のように市の水源Cantareira水系の水枯れを報じていて、節水を呼び掛けていますが、この雨が纏まって降ってくれることを切望するばかりです。
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