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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

ブラジルの言葉  apagão(アパゴン)=停電  英:blackout  西:apagón

2014年11月22日

先週一時帰国で日本に居て、月曜夜にサンパウロに戻り、翌火曜から木曜まで地方都市クリチバに行ってきました。


サンパウロの南西約400km、人口二百万人弱のクリチバはブラジルで最も整備された都市、と言われており、今ではサンパウロでも一般的になった二両・三両の連結バスシステムや、この規模の都市としては世界有数の緑地化率でも有名な南部最大の街です。

ここに取引先の本社がある為に、5月の転勤以来、頻繁に出向いてきていますが、今回は珍しい経験をしました。それが今日の言葉apagãoです。


”Incêndio em subestação causa "apagão" em pelo menos dez bairros de Curitiba”(変電所の火災によりクリチバ市内の10カ所以上で停電)と報じられたこのハプニングは、南米暮らしをしていると最も気になるインフラである水と電気の問題で、これまでも何度か取り上げてきたテーマですが、冒頭で紹介した通り、クリチバは発展著しいブラジルにおいても、最も発達した都市とされており、誰に聞いても「停電や断水はクリチバでは無縁な話」と反応していましたが、火曜の夜7時半頃夕食を取りに出ようとホテルの部屋からエレベーターを使って一階(ブラジルではT階、ベネズエラ同様ヨーロッパ式の数え方で、日本の二階が一階になります)に降りた途端に照明が落ちて真っ暗になりました。

この停電、ブロックによって状況が異なっていた様で、クリチバ市内の4万世帯が影響を受けたとのこと。

泊まっていたホテルに電気が復旧したのは未明の3時半で、その後もホテルではインターネットが繋がらず、さんざんな目に遭いました。


日本でも、震災の後長い事電気で苦労された様ですが、あの地震の前までは「日本では停電のリスクは極めて低い」とされていて、何でもかんでも電気で賄う仕組みが整っていただけに、照明や通信、水道のポンプやエレベーター、交通など生活に必須のインフラが電気の供給停止と言うことで、簡単に危機に直面する現実を改めて見せつけられたことになったと思います。


今回の停電は原因が変電所の火災なので、今後再発する危険性は極めて低いと考えられますが、一方で雨不足による電力供給不安と言う全国的な事情は変わっておらず、サンパウロでは相変わらず断水も発生している模様で、このまま少雨が続くと水・電気の両方が断たれるリスクを抱えたまま、年末を迎えることになりそうです。


そう言えば、クリチバは自動車や自動車部品の製造でも有名な街ですが、今週末は第二回ブラジル オートバイ ショーが開催されているそうです。

ブラジルのオートバイ台数は街で見かける限りベネズエラの比ではありませんが、サンパウロでもBMWやTriumph、Harley-Davidsonと言った高級バイクが沢山走っていて、中国製の安価なバイク中心のベネズエラとは大いに様相が異なります。

自動車も低迷する大衆車市場をよそに、高級車は年率二桁の勢いで伸びており、下の新聞社動画でも最高二十万レアル(約900万円)のモデルを中心に高級バイクが展示されている様子が映っています。

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