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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 virtual(ビルトゥアル)=実質上の・非現実の 英:virtual 葡:virtual

パラグアイでは12月8日が一年で最も重要な宗教上の重要な祭日Virgen de Caacupéへの礼拝を行なう日であり、例年この時期は何週間も前からCaacupé大聖堂を目指して巡礼する人達で大変な賑わいを見せる時期です。

しかし、コロナ禍で人々が集まることを政府が禁止している今年は、大聖堂への礼拝も実際に出向くことは禁じられ、礼拝もバーチャルな形で行われることになっています。 https://www.ultimahora.com/novenario-virgen-caacupe-culmina-un-desolado-santuario-el-covid-19-n2917332.html 日本でも、オンライン参拝を実施する神社や仏閣が登場してテレビのニュースなどで報じられていましたが、新年の初詣の方法については、これからまだまだ議論がありそうな気配ですね。 パラグアイでも、毎年恒例の最重要行事を仮想空間で行うことには抵抗感を持つ人も少なくなく、賛否両論色々な意見が出ているものの、多くの人が一か所に集うことでクラスター感染とならないよう、政府も地元の自治体・警察も密な状態を回避するために最大限の工夫と努力をしているように見えます。 一方、今週から第29回パラグアイ映画祭Festival de Cine de Paraguayが始まりましたが、こちらも多くの映画館が営業を自粛している為に、バーチャルでの開催となっています。 https://www.lanacion.com.py/hoy/2020/12/05/inicia-festival-de-cine-de-paraguay-en-modo-virtual/ パラグアイの映画は国際的な認知度は低いものの、NetflixではLEALという麻薬マフィアと政府の闘いを描いた作品が人気となっている他、ホラー映画モルグが今年日本でも上映されて話題になりました。 https://www.youtube.com/watch?v=tPSLRgKpF_Q ↑LEAL予告編 ↓モルグ予告編 https://www.youtube.com/watch?v=UqgLzwoNjPY このパラグアイ映画祭、バーチャル開催なので、日本でもご覧になれると思います。 日本の短編映画は無料で視聴できますし、パラグアイ映画の新作もかなりGs.20,000=約300円とかなりお安く視聴できる設定になっているようです。 12月20日までオンラインで開催されるイベントですので、この機会に是非、パラグアイの映像文化に触れてみてください。 https://cinefestpy.org/

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