2017年9月9日
ペルーに住んでいた時に次男が高校在学中にボランティアで手伝っていたTechoという国際社会福祉団体の募金活動がアスンシオンでも始まりました。
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TECHOの活動は広範囲にわたるもので、今回始まった街頭募金だけでなく、高校生が貧しい地域の小学校に出向いて先生役となって子供目線で教育に関与するといったものや、貧しい地域の生徒との交流会なども行われていて、青少年レベルで貧困問題の解決を目指す姿勢が素晴らしいと思います。
今回の募金は、パラグアイだけで7千人の学生を動員して街頭募金を行い、5百万円相当の募金を得て、各地に公民館や共同生活に必要な物資を提供しようという内容の様です。
街頭募金と言っても、日本の様に雑踏の中で募金を呼びかけるのではなく、渋滞の車列の先頭に立ってクルマに乗っている人々から寸志を受け取る方法なので、危険も伴います。それでも多くの少年少女が貧困撲滅の為に排気ガスをものともせずに活動していますので、是非協力したいと思います。
ところで、今日のUltima Hora紙電子版に、コウモリの記事が出ています。南米には吸血コウモリも存在しますし、糞が伝染病の媒体となることもあるので、コウモリが棲みつかないように出入り口を塞ぐことを勧めていますが、決して殺したり化学薬品等を使わないように、と説いています。
ミネルヴァのフクロウ同様に、夕方に飛翔する蝙蝠は害虫を捕食してくれる良い種類も多く、特に大都会に生息しているものは、人間に害を為すタイプは少ない様です。
一方、隣国から今週入った害のニュース。ブラジルの元大臣の自宅から、大量の現金紙幣が見つかったというもので、元大統領も前大統領も現大統領も厳しい立場に追い込まれている大国ブラジル。一度天井も床も取り払って徹底的に調べる必要がありそうです。
そういえば、アルゼンチンの前大統領の自宅の天井裏からも現金が見つかった報道が随分前にありましたが、何故か彼女は復帰に向けて元気に活動を続けています。
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