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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 subsidio(スブシディオ)=補助金 英:subsidy 葡:subsidio

2017年7月29日

先週取り上げたCampesinoによる抗議運動は今週も再燃し、水曜日には上院が農民運動の条件を飲んで補助金を無条件で支給する案を可決しました。

この日、また財務大臣を囲む会が(今度はブラジル商工会議所によって)開催され、再度出席したのですが、大臣は補助金問題には一切触れず、斯様な決議がされていることを知っている様子も見えませんでした。

📷 http://www.abc.com.py/nacionales/aprueban-subsidio-a-labriegos-1617064.html その後の報道を観ると、やはり与党は無条件での補助金支給には全く反対であるとの発表がされています。 http://www.abc.com.py/nacionales/rechazo-masivo-a-subsidio-1617725.html 抗議運動の写真を見ると、ここがカラカスなのかアスンシオンなのか見分けも付かないように思われますが、アスンシオン中心部での抗議運動は、写真映えを良くするために一カ所に集中したデモ参加者を捉え、あたかも通りがデモ参加者によって埋め尽くされているように見えますが、実際には大した人数ではありません。 📷 デモ参加者の水増し技術が最も進んでいるのは矢張りベネズエラで、マドゥロ大統領の集会にあたかも路上が埋め尽くされているような印象を受ける報道が政府系テレビ映像としてよく流れますが、狭い場所に少ない人数を押し込んで、周囲をプラカードなどで覆っていかにも大勢の支持者に囲まれているように見せつけています。 📷 健全なパラグアイは、働かないで補助金を受け取ろうという農民運動に対して断固たる態度を見せています。そもそも、こうした抗議デモは、パラグアイでもベネズエラでもカネで雇われたプロのデモ参加者が大半とも言われ、集会場では露骨に物品や現金が参加者に渡されていることが知られています。 日本の政局も随分混とんとしていますが、パラグアイでも来年の大統領選挙に向けて、権利を主張する農村部の動きが活発化しそうです。 こうした動きの背景には、最近の急激な経済成長の結果、農村部でも原付バイクや携帯電話をクレジットで購入する動きが活発化し、膨らんだ借金を返せなくなって農民運動で解決を図ろうとする輩が大勢いるようで、こういう時こそ、物質文明と物欲を批判したウルグアイの元大統領に登壇願い説教をしてもらいたいものです。 また、明日に迫ったベネズエラの憲政議会選挙、多くの国民の願い通り、違憲で無意味なマドゥロ政府の勝手な動きが具現化しない方向に進むことを願います。

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