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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 siembra(シエンブラ)=種蒔き 英:sowing 葡:semeadura

2017年10月1日

パラグアイは大豆や小麦、トウモロコシといった汎用穀物以外にも、色々な農作物が作られている農業大国です。

その中にあって、一際大きな存在感を示しているのがゴマの栽培で、今から二十余年前に当地の日本人実業家が始めた栽培指導が大きく実り、一時は日本で食される8万トンの生食用ゴマの六割以上がパラグアイ産であった時期もあった程です。

その後、パラグアイでの成功例をアフリカや中米諸国に持ち込んで、小農家の現金収入確保の手段として各地で定着した結果、世界各地に産地が出来て、今やそうした後発産地との競争を強いられることになって日本でのパラグアイ産ゴマのシェアは一割程度に下がっています。


昨日は、そのゴマの産地San Pedro県で行われた蒔付開始イベントに行ってきました。

イベントには当初カルテス大統領も出席するとのことでしたが、年末に控えた地方選挙や年明けの次期大統領選に向けての内閣改造の動きが活発化したことで、農牧副大臣の臨席を得ての開催となりました。 📷 韓国製の種蒔き器を副大臣に実演


昨年は市況の低迷や天候不順で農家が蒔付け意欲を減退し、作柄は不調に終わりましたが、今年は日本の厚労省やJICAの支援で出荷時の農薬混入リスクを大幅に減らすプログラムが実施されたことが報道され、農家の意欲も大いに盛り上がっていました。

一方、今年の小麦の作柄は昨年同期比で45%減と大幅に下がった模様で、国際市況の低迷が農家の蒔付け意欲に直結する輸出依存型農業の特徴を見せつけられた格好です。

隣国ブラジル リオデジャネイロのRocinha地区では、軍警が街の治安確保の為に乗り込んでおり、まるで映画の一シーンのような状況が続いている様子。 📷

これはRock in Rioという音楽行事の為に展開したもので、イベントが終われば、また元のギャング同志の抗争地区に逆戻りとの批判も出ています。

国際的イベントは無いものの、比較的平穏なパラグアイの生活は危険と隣り合わせのブラジルとは大違いで、快適です。


平和のタネをパラグアイから周辺諸国にも蒔くことが出来るようになれば、南米の暮らしももっと魅力的になると思います。

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