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パラグアイの言葉 primavera(プリマヴェラ)=春 英:spring

執筆者の写真: Kaz SuzuridaKaz Suzurida

2018年9月23日

日本では秋分の日となる9月22日土曜日は南半球のパラグアイでは春分の日にあたり、金曜の晩から春を祝う様々な行事(というか宴会)が繰り広げられました。


しかし、日本の春のイメージとは程遠く、昨日土曜日のアスンシオンの最高気温は公称35℃、実際には日向の温度は40℃を越えていました。今日日曜日にこれを執筆している午後1時現在はiPhoneの温度表示で36℃となっていますが、これまた日向では40℃を軽く超えていると思われます。


この暑さは春のイメージとはかけ離れていますが、それでもパラグアイだけでなく、四季の無い南米諸国では律義に春の到来をel dia de la primaveraとしてお祝いするのです。


それにしても、ほんの半月前には寒さで暖房を使っていたのに、昨日も今日も冷房なくしては過ごせない暑さに見舞われており、この極端な温度環境の変化には少々閉口させられます。

自然は不思議なもので、Lapacho Amarillo(黄色ラパチョ)という樹の花が、一旦咲いてしぼんだものの、この週末からあちこちでまた開花を始めました。

📷

寒さから暑さへの急激な環境変化は、人間だけでなく樹木にも変調を起こさせているようです。

また、暑くなってくると急に出てくるのが蚊。蚊を媒体とした伝染病が見られる南米ですが、パラグアイでは色々な病気の発生は周辺諸国よりは大幅に抑えられており、「デンゲの無い春」と称した以下のabc紙の記事でも、デンゲ熱が過去8カ月発生していないので、このまま根絶に向けた努力が行政によって行われていると報じられています。

日本でも春となると公共工事の予算消化の為の道路工事などが目立ちますが、ここパラグアイでも8月の新政権の発足を機に、色々な省庁が予算を打ち立て始めています。

今日のLa Nacion電子版で目立った記事は、メルコスル(南米南部共同市場=ブラジル・パラグアイ・ウルグアイ・アルゼンチンの地域経済共同体)のインフラ促進を担うFOCEM(Fondo para la Convergencia Estructural del Mercosur)が向こう20年間にパラグアイに13億ドルの資金を投入するとしたものです。

経済の春を迎えるパラグアイは、今後益々発展する地合にあります。

そういうパラグアイを東京で知るイベント、パラグアイ祭りが10月7日日曜日に練馬区光が丘公園で開催されます。

パラグアイの音楽や舞踊、美味しい料理も披露されるようですから、皆様お誘いあわせの上お運びください。

 
 
 

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