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パラグアイの言葉 Nuestra Señora(ヌエストラ セニョーラ)=聖母マリア 仏:Notre Dame

  • 執筆者の写真: Kaz Suzurida
    Kaz Suzurida
  • 2019年4月20日
  • 読了時間: 2分

いよいよSemana Santa(聖週間)のクライマックスである復活祭の日曜日が明日に近づきました。聖なる(復活祭直前の)木曜日・金曜日は祝日の少ないパラグアイでも休みとなり、特にViernes Santo(聖なる金曜日)は年中無休のショッピングセンターも完全に閉鎖されるなど、一年で最も静かな一日となりました。


一方今週は、カトリック教徒にとって最も重要なお祭りである復活祭を目前に控えてパリのノートルダム大聖堂が火災に見舞われました。

Notre Dameというのは直訳すれば「私たちの貴婦人」ですが、カトリックの世界では聖母マリアの事を指す呼称で、スペイン語ではNuestra Señoraとなります。南米中にNuestra Señoraと名の付く教会や聖堂、礼拝堂が沢山ありますが、そのいずれも聖母を祭った祭壇を持っているのが共通の特徴です。


南米のNuestra Señoraの中には肌の色が褐色や黒のマリア像も多く、カトリックが広く色々な人種に受け入れられてきたことを示しています。カトリックキリスト教は日本の仏教と同様、土着性のある信仰と結びついて、地方色のある行事や様式を産み出しながら、地域の精神的な柱として社会に根付いています。


アスンシオン郊外のÑembyでは、復活祭恒例のVia Crusis(十字架の道行き)を再現した劇が演じられ、2万人を超える善男善女が磔刑に架せられたキリストの痛みを分かち合う為に谷間に集まっている様子が報じられています。

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一方、珍しい4連休となっていることから、国内の観光も盛んになっていて、アウトドア系のレジャーを紹介する記事も掲載されています。

火事の悲劇はありましたが、こうした悲劇を克服して強くなるのが人間であると、周年行事の様子を見ながら感じ入る週末です。

 
 
 

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