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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 mediana(メディアナ)=中央値  英:median 葡:mediana

2016年8月27日

現在仮住まいしているアスンシオンのレンタルアパートは職場に近いだけでなく、すぐそばに5月にオープンしたばかりの大型商業施設があって、その中にスーパーや飲食店が入っているので非常に便利な環境です。 📷📷 しかも、この施設のすぐそばにパラグアイ最大級の既存商業施設があって、その両方に映画館があるので、映画ファンにはたまらない好条件の立地と言えます。 📷 📷 競合する二つの商業施設に入っているシネコンでは、ほぼ同じラインアップの作品が上映されるのですが、微妙に異なるのが、既存施設(スポンサーは大手銀行)のシネコンでは商業主義でない文化的作品も取り上げられると言う点です。 今ここで上映されているパラグアイ映画「La orquesta de Cateura (Landfill Harmonic)」は以前ご紹介した廃棄物再生楽団の活動を追いかけたドキュメンタリーで、Youtubeでは何度か見ていた活動ですが、映画館の大画面と立派な音響で観ると、この活動が如何に素晴らしいかを再認識出来ました。 http://www.landfillharmonicmovie.com/ 映画は80分の上映時間ですが、12分弱と16分弱の以下のサイトでも良く雰囲気が伝わってきます。 https://www.youtube.com/watch?v=sJxxdQox7n0 https://www.youtube.com/watch?v=CsfOvJEdurk パラグアイは人口670万人の小国であることは何度もお伝えしていますが、この国の特徴の一つが国民の平均年齢の若さで、以下の人口ピラミッドからもお分かりいただけるのですが、平均年齢の若さが国の勢いを象徴しています。 https://populationpyramid.net/ja/%E4%B8%96%E7%95%8C/2016/ 年齢の中央値は何と23歳!因みに日本は45歳、ブラジルは30歳 http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_2013_population_15_60.php 中央値Medianaというのは聞き慣れない単語ですが、統計を観る上で重要な概念、平均値や最頻値では全体を把握するのに見間違うことがある為に、全体データの中央を摂る概念です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%80%A4 中学校の頃、数学の授業では平均値(Agerage)と最頻値(Mode)については習ったものの、中央値についての記述は無かったように思います。 南米のみならず米国でも同じですが、GDP per capita(一人当たりの国内総生産)という平均値で国力を図ると、超富裕層に平均値が引っ張られて実態を見損ないます。 パラグアイの新車の年間販売台数は約3万台で、6百万台超の日本の0.5%にしかならない(人口は5%)ので、この数字を見るとやっぱり貧しいね、となりそうですが、市内を走っている車種を観察すると乗用車ではベンツやBMWが多く、そのほかには大型のSUVが主流であり、決して貧しい国とのイメージは涌きません。 勿論、冒頭ご紹介したような最貧地区で生活する人達が存在するのも事実であり、格差を如何に解消するか?というのは日本とも共通した政治的テーマと言えます。 その意味で、Favio Chavez氏が行っている音楽教育は、全ての途上国の見本になる活動と言えると思いますし、現在Cartes大統領が訪問・面談しているメキシコのPeña Nietoが就任当時言っていたように、Educacion=教育が国家発展の鍵となるのは間違いないでしょう。(その割にNieto大統領統治下のメキシコでは大学生の大量失踪事件等人権軽視が問題になっていますが。) 一方、昨日の新聞5 dias電子版に掲載された国民の満足度。2012年の調査では53%のパラグアイ人が生活水準に満足していたものが、最近の調査では25%と大幅に低下しています。それでも米国(同13%)やスイス(11%)・アルゼンチン(8%)・ブラジル(7%)・ウルグアイ/チリ(3%)に比べると遥かに国民の幸福度が高いことが判りました。 http://www.5dias.com.py/49287-paraguay-representa-el-pais-ideal-para-vivir この記事には日本の数値が出ていませんが、日本もパラグアイも(他の諸国も)幸福指数が上昇するような仕事を作るように微力ながら努力します。

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パラグアイの言葉 abundancia(アブンダンシア)=大量・豊富 英:abundance 葡:abundância

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先月末日本でも音楽フェスでの大群衆が大問題になりましたが、制限緩和が始まったパラグアイでもあちこちで無防備な群衆が発生していると報道されています。 以下の写真は首都近郊の町での選挙活動の際に集まった群衆。 https://www.abc.com.py/nacionales/2021/09/25/aglomeracion-y-cero-protocolo-en-evento-de-candidato

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