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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 la Tierra Santa(ラ ティエラ サンタ)=聖地 英:Holy Land 葡:a Terra Sagrada

更新日:2019年2月11日

2017年12月10日

トランプ大統領がイスラム教徒にとっても聖地であるエルサレムに米国大使館を設置する方針を明らかにした事で、大変な事態になっています。

12月8日はパラグアイのカトリック教徒にとって最も重要な宗教行事であるDía de la Virgen de Caacupé(カアクペの聖母祭り)なので、7日午後から8日にかけてオフィスも閉まります。

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かつて、南米では日曜日は宗教的安息日として店舗や食堂も休みであることが多く、買い物は土曜日に済ませておかないと不便な週末を迎えることになったものですが、商業主義が宗教を凌駕した今日においては、日曜も空いているお店がぐっと増えて、暑い休日を冷房の効いたショッピングセンターで過ごすのが安直な休みの過ごし方になってきています。

しかし、パラグアイにおける12月7日午後は大切なお祭りの前日で、ショッピングセンターも通常より早く店仕舞します。

で、皆何をするか?と言うと、アスンシオンから約50㎞東の聖地カアクペにある大聖堂に安置されている聖母像を拝みに全国から徒歩で巡礼するのです。

因みに晴天のアスンシオンの本日の気温は最高38℃。信仰とは言え、本当に凄い数の人達が歩いて聖地に向かう姿には感動を禁じ得ません。

今週月曜夕方にUIP=Unión Industrial Paraguayaパラグアイ産業連盟から緊急集会の招集を受け、UIP本部に出向くと、政府が検討中の来年度予算増額に産業界として反対する真面目な集会で、各業界の組合Cámara長や有識者達が歳入を上回る規模の国家予算編成を許すべきでない、という議論で盛り上がりました。

で、今日の政府系新聞La Nacion電子版には、教員給与や医療費等の増額を含む予算案が上院に続いて下院を通過したとのニュースが掲載されました。

そこで気になったのが、普段から借金を嫌うパラグアイの予算規模の国際比較。 https://4knn.tv/government-budgets-by-country/ 2016年のパラグアイの国家予算での歳出額は5,231百万ドル(約5860億円=国民一人当たり850ドル)で世界104位、歳入が 5,687百万ドル(6369億円)で-456百万ドル=-8%の赤字予算、健全性が売りものの割に、赤字ですかという印象でしたが、その他の国のデータに目をやると印象が変わってきます。 ブラジルは(8位・632,000百万ドル=3160ドル/人・-6.7%赤字)、アルゼンチン(27位・115,900百万ドル=2,646ドル/人・-18.2%赤字)、コロンビア(37位・76,060百万ドル=1,652ドル/人・-9.7%赤字)、ペルー(42位・60,840百万ドル=1,919ドル/人・-8.5%赤字)、チリ(50位・49,520百万ドル=2,766ドル/人・-11.2%赤字)、エクアドル(59位・30,900百万ドル=1,884ドル/人・-11.5%赤字)、ボリビア(73位・15,440百万ドル=1,430ドル/人・-12.6%赤字)、ウルグアイ(75位・14,290百万ドル=4,154ドル/人・-10.1%赤字)と、国民一人当たりの予算規模が圧倒的に少ないことが判ります。 為替の操作や人口統計のインチキなベネズエラは28位・95,620百万ドル=3,035ドル/人・-58.2%赤字と妙に正直な印象ですが、キューバですら49位・52,370百万ドル=4,554ドル/人・-10.6%赤字となると、パラグアイのカネの使い方に対する真面目さが浮かび上がってきます。 南米でパラグアイより少ない予算の国は旧英領ガイアナ(170位・900百万ドル=1,168ドル/人)、旧蘭領スリナム(187位・470百万ドル=842ドル/人)で、一人当たりの予算規模は何とスリナム並み! 因みに日本は堂々世界第3位・1,696,000百万ドル=13,281ドル/人・-12.2%赤字。世界一の米国が5,731,627百万ドル=17,789ドル/人・-12.3%赤字。4位ドイツは1,507,000百万ドル=18,400ドル/人。先進国ってカネのかかる政府を維持すると言う意味なのでしょうか。 それと、世界一貧しい大統領で有名なウルグアイ、一体何に予算を使っているのか?謎です。 今日のパラグアイの生活スタイルは大国ブラジルやアルゼンチンの金持ちを呼び寄せる商品に満ち溢れ、買物客達の新たな聖地となったGaleriaやDel Solといった大型ショッピングセンターが多くの商業信徒を集めています。 📷

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