Kaz Suzurida
パラグアイの言葉 inmigración(イミグラシオン)=移民 英:immigration 葡:imigração
2016年9月11日
英語のスペルを覚えていた学生時代、ややこしかったのでがtomorrow等、子音が重なる単語。このimmigrationも覚えにくかったモノの一つです。この単語を英語とスペイン語、ポルトガル語で並べてみると、やっぱり微妙にそれぞれが異なっていて、益々混乱しそうです。
で、今週の言葉inmigraciónですが、今年がパラグアイへの日本人移住が始まって80周年ということで、金曜日にパラグアイ最大のコンベンションホールであるEl Conmebol Convention Center(2008年完成、最大2700名収容)にHoracio Cartes大統領以下主要閣僚や上下院議長・最高裁長官などパラグアイ政府首脳全員をお招きし、日本からは眞子内親王の御臨席を仰いで盛大なる祝賀式典が開催されました。
2012年から14年まで駐在したペルーでは2014年に115周年を祝っており、ブラジルでも再来年には110周年を祝う予定ですから、これに比べるとパラグアイでの移民の歴史は比較的新しいと言えますが、総人口7千~1万人と言われる日本人社会の存在感の大きさは、総人口が小さな国だけに際立っていて、これまでも書きましたが他の南米諸国と比較しても日本人に対する信頼と親近感は格別に強い国であるように感じます。
さて、南米移民に関してはこれまでも何度もご紹介してきましたが、明治維新後政府が主導して1899年のペルーを皮切りに南米各国に展開して来ました。パラグアイに於ける移民の歴史は以下のHPに詳しく紹介されています。http://rengoukai.org.py/ja/la-sociedad-nikkei/historia
また、先週ご紹介したハム・ソーセージを意味するフィアンブレfiambreですが、LとRを間違えて表記していました。三つ子の魂、この歳になっても学生時代のそそっかしさは抜けません。大変失礼致しました!