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パラグアイの言葉 gloria(グロリア)=栄光・光背 英:glory 葡:glória

  • 執筆者の写真: Kaz Suzurida
    Kaz Suzurida
  • 2020年4月11日
  • 読了時間: 2分

Semana Santa=イースターの日曜日を明日に控え、今週は本当に静かな一週間でした。移動制限は先週よりも更に強化され、市と市の境界では軍の兵士が検問を行う厳しさ。またイースター当日である12日までとされていた外出禁止令は更に一週間延長されて19日までとなりました。

昨日は隣市にあるスーパーに日本米と納豆の買い出しに行ったものの、キリスト受難の日である聖金曜日という事で休み。ずっと休み状態が続いていたので肝心の宗教祭日を忘れていました。

今週は銀行も窓口業務を停止してオンラインバンキングとATMだけが稼働していました。

新聞も発行が止まり、各社とも電子版のみの対応になっていました。

印刷版の代わりにしっかりしたデジタル紙面作りをしたのがLa Nacion紙です。 


一方、新型コロナの猛威は今週も収まらず、日本でもついに行動制限が発せられましたが、パラグアイは外出規制が始まって1カ月が経過、全国で感染者が133人、亡くなった方が6人、回復された方が18人となっています。

地域別には以下の地図の様な状況で、首都アスンシオンと周辺地域だけで106人=約80%と、ほぼ人口密集地域に集中して発生している事が判ります。


この表では、世代別の罹患者の状況も示されていて、諸外国とは異なり60歳以下の患者が90%近くを占めているように見えますが、これはパラグアイの人口比が60歳未満が90%である為です。


パラグアイの人口ピラミッド 未成年が全人口の38%!


日本のピラミッド 60歳以上が三分の一を占めています。未成年は16.9%、全人口の六分の一!


隣国アルゼンチンでは26日まで外出禁止が延長されていますので、パラグアイが19日までで収まるかどうか判りませんが、20日以降は布マスクの着用を義務付けるとの政府指示が発せられました。

ということは、20日以降は布マスクをしていれば外出は可能になる可能性あり、少し明るいニュースです。

自宅に閉じこもって愉しみを見つけたい皆さんにセマナサンタ定番の曲La Gloria de Diosをご紹介します。

歌っているのはアルゼンチン生まれのベネズエラ人歌手Ricardo Montaner。20代の頃はアイドル的な人気者でしたが、還暦を過ぎた今でも高い人気を保っています。


グロリアってかつて日産の高級車にあった名前ですが、栄光とか名誉と言う意味だけでなく、元々は神が発する光のこと。一方、トヨタの車種であったコロナは冠(カムリ)とか王権という意味ですが、これも語源は光の環といった意味。早くコロナ騒動が収束して、以前のような経済的グロリアを取り戻したいものです。

 
 
 

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