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パラグアイの言葉 frigorifico(フリゴリフィコ)=冷蔵庫 英:refrigerator 葡:refrigerador

執筆者の写真: Kaz SuzuridaKaz Suzurida

2018年7月8日

今週はアスンシオン市内にある大手食肉会社の屠畜工場に行ってきました。

ここで処理される肉牛の数は何と一日700頭!二両連結で一編成40頭を載せた大型トラックが工場の前に列をなしています。

📷

frigorificoは辞書で引くと冷蔵庫と出てくるのですが、実際南米では食肉加工会社や販売店のことを指して呼ぶ名詞になっています。

パラグアイは年間約40万トンの牛肉を輸出しており、ブラジル・インド・オーストラリア・米国・NZ・カナダに次いで世界第7位の輸出国となっています。

しかし、このランキングを金額ベースで比較すると、世界13位に順位を下げてしまいます。ランクが下がるのはパラグアイだけでなく量で首位・二位のブラジルやインドも同じ。

なぜこんなことになるか?というと、当然輸出単価が低いからで、単純に言えば安いから、ということになります。

なぜ安いか?となると、加工していない生きた牛のまま輸出しているケースが多いというのが一番の理由となります。


今週は日本語でも面白い記事を見つけました。

「夢の海外移住、家賃10万5千円で住むならどの国が快適?」というもので、パラグアイも快適な移住先に挙げられています。

ただし300万円で買える分譲マンションは未だ見たことがありません。

いずれにしても、牛肉は安く、他の食材も価格で比べれば周辺の南米諸国と比べてもかなり安いので生活がしやすいという点では間違っていません。

パラグアイの産業展示会Expoが昨日から始まりました。当初は国内の産業振興を内外に示す目的で行なわれたイベントですが、37回目となる今や完全にお祭りと化して、娯楽の少ないパラグアイ人が刺激を求めて集まる場所になっています。

📷 それでも国内の色々な企業や各国の展示物が見られるので雨模様の天気の中、これから出かけてみようと思います。お目当ては優良肉牛の品評会。

このExpoの品評会では普段見慣れている牛達の中でも特別に立派なものが多数見られますので、冷蔵庫の中のような寒さですが、肉牛の勉強のためにも行ってきます。

 
 
 

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