Kaz Suzurida
パラグアイの言葉 fiambre(フィアンブレ)=冷肉・ハム・ソーセージ 英:ham/sausage 葡:carnes frias
更新日:2019年2月11日
2016年9月4日
先週末、帰省中の次男と家内とで新居の近くのサンドイッチ屋で昼食を食べました。
https://www.facebook.com/almacendelplata/
この店、アルゼンチン人が経営するハム・ソーセージ・チーズの店で、販売する商品をパンにはさんでその場でサンドイッチにしてくれるサービスの方が評判を取って、今や有名なサンドイッチ店になっている次第。この店のキャッチフレーズはMas de 50 variedades de quesos y fiambres(50種以上のチーズとハム・ソーセージの品揃え)ということで、具の豊富さが売りでアスンシオンの人気店となっています。
ハムやソーセージと言えば、原料は豚ですが、ベネズエラから、牛肉の消費量が1980年には一人当たり22kgだったものが、現在は年間8kgに落ち込んでいるというニュースが届きました。
一方で、現在パラグアイでは一人当たりの牛肉消費量が年25.6kgで、ウルグアイ(同46.4kg!)、アルゼンチン(40.4kg)に次いで世界第三位の牛肉消費国となったとの報道があったばかり。これに米国24.7kg、ブラジル24.2kg、豪22.8kgと続きます。(日本は6.7㎏とベネズエラ以下、でも豚肉や鶏肉の消費が多いのです。)
http://www.lanacion.com.py/2016/08/26/paraguay-3er-consumidor-carne/
2010年5月には肉をテーマに以下のレポートを書きましたが、6年前もモノ不足は激しかったものの、それにしても激しい落ち込みです。
そのベネズエラでは食品不足の激化で、貧民層の中には飢餓状態に置かれている人々も出て来て、これまで政府派だった人々も交えて木曜日9月1日にはLa Toma de Caracas(カラカス奪取)と称した大規模な反政府デモ行進が行われ、主催者の発表では100万人以上の人々がこの行進に参加しました。
http://www.nbcnews.com/news/latino/we-re-hungry-thousands-protest-venezuela-s-toma-de-caracas-n641691