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執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 epidemia(エピデミア)=流行病 英:epidemic 葡:epidemia

武漢発の新型コロナ肺炎がアジアだけでなく世界を震撼させていますが、パラグアイでは蚊を媒体とするDengue=デング熱が首都アスンシオンを中心に猛威を振るっています。

患者が蚊に刺されると、その蚊を通じて別の人に感染するので、患者は蚊帳で隔離されています。こうすれば、二次感染は防げます。


デング熱は南米だけでなく、アジア諸国やアフリカでも発生している疫病です。


新型コロナばかりに話題が集中していますが、東南アジアではデング熱も現在進行形の流行病として問題視されています。

また、蚊を媒体とすることから、真冬の日本では発生の懸念はないものの、季節が変われば日本でも発生の懸念はあります。

幸いにもパラグアイには日本の技術でデング熱を防ぐ取り組みが開始されています。

日本でも、まだ蚊の発生していないこの機会にこの病気のことを学習して、近所の水たまりの水を排除する習慣をつけておくことをお勧めします。  

今週は教育関係や建築関係のお客様も来られましたが、アスンシオン市内の建設ブームが続いていることに驚いていました。

拙宅の屋上から見える範囲でも、米国大使館やトヨトシ本社の建替工事を含め、10基以上のタワークレーンが運用されています。


景気のバロメーターと言われるタワークレーンが林立するパラグアイ、デング熱は日本の技術で抑え込み、建設の流行が今後も続くと益々住み易くなるでしょう。

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