2018年5月13日
およそ一か月の日本滞在を終えて、久しぶりにアスンシオンに帰ってきました。
今月からは旧職場を離れて新たな立場でパラグアイ生活を始めます。
これからもパラグアイを中心に南米各国の情報をお伝えしますので、宜しくお付き合いお願いします。
さて、久々に戻って新聞を捲ってみると、頼もしい記事が沢山載っていました。
今日の言葉、Duplicacionもその一つ。道路の複線化のことを報じるものですが、首都アスンシオンはパラグアイを東西南北で分割すると南北の中心ながら西の端に位置し、その他の主要都市である東のシウダードデルエステ(エステ市)や南端のエンカルナシオン市とは、それぞれ300~400㎞程の道路で結ばれているものの、どちらの道も対面通行で、しかも猛烈な高速で車が行き交う為に、夜間や大雨の時などはハラハラしながら運転しなければなりません。
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これを解消し、安全性を高め、道路交通をより円滑にすべく幹線道路の複線化が進められている訳です。 https://www.lanacion.com.py/pais_edicion_impresa/2018/05/06/duplicacion-de-ruta-7-se-acelera-y-preven-concluir-para-este-ano/
📷 これはRuta 7というエステ市とアスンシオンを結ぶ幹線道路の複線化工事
📷 こちらはメトロブスというアスンシオン首都圏の公共交通整備工事
日本の大都市圏の交通網の整備状況は世界のどんな国よりも進んでいるので、比べるべくもありませんが、少なくともこうした努力が行われ、それが迅速に進められている今の政府の実績は大いに評価できると思います。
また、留守中の4月22日に行われた大統領選挙で、現政権与党から立候補したMario Abudo Benitez氏(通称Marito)が勝利をおさめ、8月から新政権を担うことになりました。 (↓左がMarito次期大統領、右がHoracio Cartes現大統領)
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1971年生まれの若い次期大統領は米国で日本の帝京大学との提携校に学んだ経験もある親日派で、2013年からパラグアイの経済活性化に貢献したカルテス現大統領の政策を継続しつつも、南米の優等生と称賛される現状をさらに発展させることを期待されています。
日本滞在中は多くの先輩や仲間の皆さんにお世話になりましたが、発展を続けるパラグアイで御礼をさせて頂きたく、引き続きご支援・ご指導をお願いします。
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