日本で第三弾の緊急事態宣言が発令され、映画館も営業を停止するというニュースに驚いています。
パラグアイでも、昨年3月から年末まで政令により映画館も劇場も閉鎖されており、年が明けて再開していますが、感染対策の為に極端に入場者を絞っており、客席は一列ごとに完全に空けて、かつ横は二人の席の隣も二つ空ける、横20席x縦10列とすると本来満席なら200人が鑑賞できる部屋で、50人しか容れられない状況。
それでも閉館を余儀なくされるよりはマシです。
で、金曜の夜一回だけの上映となるアカデミー賞候補作「Nomadland」を観に行ってみました。
チケットも非接触のQRコード。
結局僕を含めて3組だけが200人以上入る部屋を独占して、静かな作品を静かに鑑賞できました。
一方、日本でも記録的な人気を集めた「鬼滅の刃」も上映が始まり、こちらは毎日13回の上映なのですが、昨日も今日も全ての回が満員御礼。アニメの人気はパラグアイでも強烈です。
さて、格差是正の掛け声にも拘わらず、色々な面で女性の地位が高まっていないとの報道が日本でも目立ちますが、今日のABC Color紙の経済面特集は、具体的なデータを示しながら中南米における格差の実態と是正に向けての挑戦について報じています。
"Paraguay ante el gran desafío de diseñar estrategias para reimplusar el empleo femenino" (パラグアイは女性の雇用格差是正に向けた挑戦に直面)
コロナ禍で飲食や観光等の分野で多くの会社が厳しい環境に置かれ、失業する人達も増えていますが、特に女性の就労機会の逸失はどこの国でも顕著なようです。
パラグアイの場合、自動車部品を製造する日本企業が複数進出しており、その工場では従業員の7~8割が女性であり、大いに格差の是正に貢献しています。どの会社も雇用だけでなく、教育の充実にも力を入れており、こうした面での日本企業への進出期待も益々高まっています。
一方で、米国カリフォルニア ルーテル大学でパラグアイ人女性教授が年間最優秀教員に選出されたという明るいニュースも流れました。
ところで、千葉市在住の先輩からは、千葉も蔓延防止措置が取られる、いわゆるマンボーになったとの連絡を受けました。
外出が規制されて憂鬱な連休の始まり、楽しいマンボーの映像で気を紛らわせてください。
まだまだ時間がかかりそうな新型コロナという名の鬼退治、変異株対策への挑戦も続きそうですが、くれぐれもお大事にしてください。
尚、先週も御案内しましたが、今週水曜日、28日の夜9時から日本ラテンアメリカ協会主催のオンラインセミナー(無料)でパラグアイの御紹介を致します。
お時間のある方、まだ申し込みできますので、是非ご参加ください。
申込期限 2021年4月26日(月) 午前中(日本時間) お申込み 下記Webサイトより2021年4月26日(月)までに、お一人ずつご登録ください。 https://latin-america.jp/seminar-entry お申し込みいただいた方には開催日の数日前までにZoomリンク(URL)をメールいたします。 お問い合わせ 一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局 〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A Tel: 03-3591-3831、E-mail: info@latin-america.jp
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