2017年5月13日
日本の皆さんはGWで色々な観光地に出かけられたことでしょう。 観光地が少ないと言われるパラグアイですが、先週のUltima Hora紙に以下の様な記事が出ていました。 Burocracia impide restaurar el castillo Carlota Palmerola(官僚主義がお城の修復を阻む) http://www.ultimahora.com/burocracia-impide-restaurar-el-castillo-carlota-palmerola-n1082873.html 📷
19世紀に建てられた居城は、アスンシオン近郊のAreguáという町にあり、この町はかつてアルゼンチンとの南の国境EncarnacionとAsuncionを結ぶ汽車の駅があり、近くのYpacarai湖と共に素晴らしい景色を楽しみに来る人々で賑わう場所であったそうです。
この建物は1959年に修道会に寄贈され、1997年に国が補修を請け負うことになったものの、国の管理は行われず、5人の修道女の方々が維持管理に当たっているとのこと。
パラグアイは、近年の開発が遅れていた反面、南米で最も早く鉄道が敷かれた当時の建造物が残っており、よくよく探すと素晴らしい観光スポットが見つかります。
日本で馴染みのないパラグアイに興味を持っていただけるよう、これからも魅力的なスポットを紹介してまいります。
明日は母の日ですが、パラグアイでは独立記念日でもあり、今週末は三連休になります。
日本の連休とは少しタイミングがずれますが、パラグアイの魅力を探りに出かけてみます。地方の道路も現政権の努力で、かなりのスピードで改善されており、今後益々面白みが発揮できるようになると思います。
ところで、日本では小泉議員のグループが少数派となった若者福祉の充実を目指して立ち上がったとの記事を目にしましたが、ベネズエラでは祖国を守る為に遂に老人集団が政府に対する抗議デモを行いました。パラグアイでも「爺さん達にガス攻撃(Gas contra abuelos en Caracas)」との見出しで、女性や老人にも容赦なく弾圧を加えるMaduro政府への批難記事が掲載されています。
政府寄りの少数派市民に武器を供給することで内戦を引き起こす準備をしているとも言われるベネズエラ政府には、パラグアイを先頭に南米各国が批判を強めており、何とか平和裏に事態が収束することを願っています。
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