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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 conflictos de interés(コンフリクトス デ インテレス)=利益相反 英:confrict of interest 葡:conflito de interesse

2017年1月14日

来週金曜に発足する米国新政権。トランプ次期大統領が現役の実業家であることから、利益相反問題に注目が集まっています。

一方、パラグアイの現大統領オラシオ・カルテス氏はパラグアイ有数の食品コングロマリットのオーナーであり、2013年8月の就任以降も、オーナーとしての立場と政治家としての立場を使い分けているように見えますが、実態は着任半年で見極められるものではありません。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%B9 今週は経済紙5diasにパラグアイ経済に影響を及ぼすトップ10人の一人として第三位にランクしたと報じられました。 http://www.5dias.com.py/52909-vierci-y-zuccolillo-siguen-en-cuspide-de-mas-influyentes Make America Great Againというスローガンが支持されたことからも判る通り、より多くの得票を競う民主主義では、最終的にはより多くの投票による指示を得るために、大衆利益誘導型の政治を行なおうとするのが政治屋の勤めです。 わがCartes大統領も再選を禁じた憲法を改正し、2018年以降も政権を維持しようと画策している模様で、これに反対する勢力が市内中心部でデモを展開している様子が昨年末から報道されています。 パラグアイの経済は順調に成長を続けており、この結果を見る限りは、再選を指示する人々の気持ちも理解できます。 そもそも、再選を完全に禁じたパラグアイ憲法は、ラ米諸国の中でもとりわけ厳しい権力分散指向を持っている国と言えます。ただ、一期を終えた後、他人に権力移譲を果たしても再選を認めないというのは、世界の常識からみても、少し厳しすぎるようにも思われます。 今週から第4期、21年目の政権運営にはいったニカラグアのオルテガ大統領は、遂に夫人を副大統領にすることで、終生君主の地位を手に入れようとしている、との批判を受けています。(アルゼンチンのペロン元大統領が使った手) また、エクアドルのコレア大統領(2007年1月就任)やボリビアのモラレス大統領(2006年1月就任)も長期政権を維持しており、昨年弾劾で後継者ジルマ女史が下野を余儀なくされたブラジルのルラ元大統領も、次期選挙での再選を狙っています。 ベネズエラでは、70年代に黄金時代を築いたとされるCarlos Andres Perez氏が1989年に再選を果たしてから、今日に至る混乱が始まった訳ですが、現在南米で最も好調なペルーは90年代に大きな改革を成し遂げたフジモリ元大統領(1990年‐2000年)が、強引に憲法を改正し、三期連続の政局運営を目指したことが反感を買って、現在の拘禁生活に繋がっています。 どんな人物でも、権力の座に就くと人格が変わると言われる典型の様なケースと揶揄されるフジモリ氏ですが、既に富を手にしていると言われる我がカルテス大統領や、米国次期大統領は権力の座をどのように動かしてゆくのか、興味は尽きません。 先週ご紹介したアスンシオンの新名所Paseo Galeria周辺のSheratonやA Loftホテルに続き、新たに同じエリアに建設されるHiltonホテルの所有権まで持つCartes大統領、ラ米軽視国内重視のホテル王新大統領とは意外とウマが合うかも知れません。 📷 📷 ところで1月2日にアスンシオンを出発、瞬間的に市内のホテルを満室にした特別イベントであるDakarラリーが今日、アルゼンチンのブエノスアイレスで幕を閉じました。 上位三位はプジョーを駆るフランスチームの独占で、検討したトヨタチームは四位と五位、我等がミツビシチームは58組中35位、トヨタで参戦したパラグアイチームは38位完走という結果に終わりました。 http://gaps.dakar.com/2017/dakar/rio-cuarto-buenos-aires-12/aso/ukie/a 今回は悪天候の連続で、途中いくつかのステージがコース短縮や中止を余儀なくされた様ですが、南米の大地を舞台にした大レース、来年も楽しみにしたいと思います。

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