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  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 castillo(カスティージョ)=城 英:castle 葡:castelo

2017年10月28日

アスンシオン近郊で養鶏を営む広島ご出身の御家族が居られます。今日はその養鶏場にお邪魔して来ました。

養鶏場と言っても、昔の日本の鶏舎を想像してはいけません。先ずは紹介ビデオをご覧ください。 http://www.yemita.com/video/video.html 映像でお分かりの通り、600ヘクタールの農場に105万羽、鶏舎一棟に6万羽の採卵鶏を飼養して一日平均87万個の鶏卵を生産しており、パラグアイの鶏卵市場の過半数を賄う大農場。 http://www.lanacion.com.py/2016/10/14/complejo-maehara-produce-310-millones-huevos-ano/ 📷 この御家族は事業リスク分散の為にパラグアイ西部のチャコ地方の約10万ヘクタールの土地で肉牛の肥育も行っており、こちらは4万頭の優良な肉牛を生産されています。日本の農家の平均耕地面積は1ヘクタール。同じ日本人でも斯くも違う規模感が存在するとは。 養鶏事業が身近でなくなった今の日本ではピンとこないのですが、現在日本では133百万羽の採卵鶏が飼養されており、105万羽はたいした数字に見えないかも知れませんが、これは日本全体2600か所の養鶏場の総数であり、一カ所当たりにすると僅か5万羽しか飼っていないのが実情ですから、この養鶏場を日本に持って行くとたちまちNo.1になります。 http://www.maff.go.jp/j/tokei/sokuhou/keiran_15/ しかも、鳥インフルエンザ等の感染症対策で、最近の日本の鶏舎は窓無しで、ニワトリの時間管理は蛍光灯で昼と夜の区別が付けられる人工的な環境で、決して健全な飼養環境とは言えません。(↓日本のウィンドレス=窓無し鶏舎) 📷 対して、南米随一の最新設備であるパラグアイの鶏舎は、自然採光と換気システムで、ニワトリにストレスが無い分、産まれる卵も健全です。たまご御飯も美味しくいただけます! 更に、この猛烈な規模の養鶏事業のオーナーは、なんとその敷地内に本格的な日本の城郭を建てられており、殿のお許しを得て登城してきました。 日本の宮大工の監修を受けてオーナーご自身の手で建てられたこのお城、天守閣からは600ヘクタール(2㎞ x 3km)の養鶏場全体ばかりか、30㎞離れたアスンシオンの高層ビルも、隣国アルゼンチンの大平原もハッキリと観ることが出来ます。正に天下を取った気分!! 📷 お菓子のカステラの語源は、スペインのCastilla地方発祥のお菓子がポルトガル人から伝わったもの、と言われているようですが、カステラの材料で卵の白身を泡立てて作るメレンゲをお城の様に高く盛ったことに由来するとも言われ、卵とお城は昔から関係があった様です。それにしても卵で為した財で南米に日本のお城を建てる凄い日本人が後世出てくるとは、当時のスペイン人もポルトガル人も想像もしなかったでしょう。 今週はアスンシオン郊外にあるもう一カ所の「お城」もabc color紙電子版で紹介されていますのでご覧ください。 http://www.abc.com.py/viajes/belleza-y-misterio-en-castillo-del-penon-1644470.html 📷 こちらはパラグアイ川の中にそびえる岩山に1936年に建てられたお城。日本のお城に比べると、少し小ぶりですが、記事に張り付けられた映像を見る限り中々立派なスペイン風の建造物。 人口700万人弱、南米の真ん中にありながら日本では知られていないパラグアイですが、凄い景色は他にもあります。引き続きご注目下さい。

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